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ずっと気になっていたこと、つまりは気にしてもしょうがないこと

東京電力福島第1原発事故については、今もって、終息までの道のりが、見えてこない。


事故直後は、あれ程まで、一日中ずっと原発関連のニュースばかり、特集を組んでやっていたのに、
今ではスポットで、重大変化のあった時だけさり気なく流すだけだ。


だから、状況が伝わらない。そしてもっぱら情報源はネットになる。




ニュースは、原発そのものよりも、牛肉や野菜などの放射線量等、直接生活に関わってくるもの
に変わっていっている。

ただ、少なくとも、自分は食品に関する心配はしていない。

肉も野菜も、もちろん米も。




小さな子どもがいないから、と言えなくもないけど、まだ実感として伴わない。


おそらく、「今こそ、気にしないでどうする。」と「そんな事気にしてたら何も食べられなくなる。」

と、両極論があるようにも感じる。




その辺は、個人の感じ方、考え方の問題なのかなぁ。






それより、

放射線の問題が話題になってからずっと、気にしていたのは、CT検査の被爆量。


これは本当に難しい問題だと思う。


あまり考えないようにしてきた、というのが現実で、そんなこと気にしてたら、と食品の場合と
同じ論旨になる。




よほどの事が無い限り、現実生活に影響は無い、影響が出てくるのは20~30年後、と言われても、
検査をしないで悪態を見逃すことに比べれば、と言われても、しないで済むならしないに越した事は
ないわけで。




とはいうものの、

頭が痛くなるたび、関節のあちこちが痛むたび、原因不明の不調を感じるたび、

5年前に受け続けた検査に継ぐ検査が、どうしても気になってくる。



気になって調べてみた。自分の検査歴。

ただ、移植前後の、あの究極の状況下のことはよくわからない。


自己管理表を付け始めたのは2005年11月25日から。



自分の記録に残っている範囲での、わかっているだけで、(2006年9月、再手術後の退院まで。
実数はもっと多くなると思う。)



・CT及びDIC-CT検査 ~ 27回

・X線検査 ~ 58回


MIRは被爆と関係ないので除いても、これだけの放射線検査を一年間で受けていた。




CTの、腹部検査は約10mSv(ミリシーベルト)/1回、胸部X線検査が約0.4mSv(ミリシー
ベルト)/1回 と言われている。

ってことは・・・


計算・・・したくない。




なんたって、一年間入院するなんて、原発と同じ『想定外』。



多い時は毎日、放射線検査を受けて、何も問題なし、と言われても・・・





こうなると、年間許容放射線量(自然放射線と医療被爆を除く)が1mSvだとか、その上限をもう
少し上げましょう、とか言われても、何のこと?って感じになる。





20~30年後っていうと、64~74歳。

そもそも寿命か。

ま、6年前に一度死んだも同然で、20~30年後のことを考えても図々しいって言われるかも
しれない。

そりゃぁそうだ。





もうねぇ、肉や野菜なんて、ぜ~んぜん気にしてらんない。

それよりももっと気にしなければならないことは多いし。



とにかく一日一日、夢を持って、強く、やさしく、生きて行くことだ。

そうそう。
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