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ブログの行方

病気に関する情報を提供する、というよりも、情報を提供していただく、というような、自分に都合
のいい、我がまま気味な感じで始まってしまったこのブログ、おかげ様で皆さんから頂いたたくさん
の情報やら励ましやらの声で、病中病後の、精神的にも肉体的にも本当に大変な時期を乗り切って
ここまでやってくる事ができました。


病気の性質上、これまでのことはまだまだ序章という言い方もできると思います。

これから移植というものがどう進んで行くのか、移植後の生活がどのような変遷を見せて行くのか、
医療制度がどう変わり、医療費負担がどうなって行くのか、なにより自分自身の体が今後どうなって
いくのか、どんな小さなことも、自分の身の周りに起こったことはできる限り書きつづっていきたいと
は思ってますが、時に反省するのは、どうも視野が狭くなりつつあるということです。



振り返ってみるとよくわかるのですが、どうも視点が狭い。

具体的にどうというのはないのですが、それこそが反省点であるとは思っています。



そもそもこのブログを始めたのは、個人的にも大きな理由があってのことなのですが、そしてその点に
立つとこれはこれでいいのですが、でもそれだけではちょっと、と思い始めているのも確かなことです。




病気ブログ、という特異性のあるものだということは否定しませんしできません。

いくらのど自慢話しを差し込んでも本質は変わらないと思うし変えられません。



ただ、これからはもう少し、目線を変えたり、できるだけ視野を広くして、残り少ない人生、もっと
もっと「書く」ことを見つけて続けていきたいと思っています。



それがつまりは、自分の余生を楽しく面白くしていくヒントになるかと思ったりしているところです。



55歳から始める最高の人生: 定年後の20年間を“悔いなく過ごす
クリエーター情報なし
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・・・まだ、55歳には、しばらく間があります。。
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