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なんとかなるっしょ。



やっぱりこれ↑、大事だった。


ヘブスブリンの投与による「再発がほとんどない」状態から、

内服薬に替えることで「再発の可能性が出てくる」という事実。

これは重い。




10数年経ち、おかげさまで”普通”に暮らし続けてきて、ちょっと忘れていた。

定期的な検査や、時として治療や、何よりも毎日の薬。

そして欠かせない抗体の点滴。


これらが無かったら生きられないこと、忘れていた。

日常に紛れて忘れようとしていたのかもしれないけど、そんな自分に罰が当たった。



生きていく上での一つの、しかも最重要なアイテムを失うと、途端、心細くなる。

勝手なものだ、と思う。



ただ、

劇症肝炎を宣告されたあの時、移植を言われたあの時、再手術を言われたあの時、

あの時に比べれば、どうってことはない。

そもそも、あれからは「おまけの人生」だ。



こっちだって黙って待ってはいない。

過去を振り返って、思い出して、調べて、色々わかってきたこともある。

そもそも、当時、「長期の成績は誰にもわからない」と言われていた内服薬のみの治療。


人体実験上等、だったはず。

ならば10数年経った今、乗っかってやろうと。



そんなことも過去のブログ記事を見て分かったこと。

やってて良かったと思える瞬間。

結局、誰の為というより、自分が過去の自分に助けられている。

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