予期せぬ劇症肝炎、そして生体肝移植からの壮絶脱出劇!
がんばれ!肝臓くん。。
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2005年8月劇症肝炎発症、10月移植手術、2006年8月再手術、6回の入退院、延べ1年間の入院生活を送り、現在無事回復、わたし「かんぞう」の今も続く、激動の闘病体験記です。 |
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出来るのか、大腸カメラ。
鎮静剤を使っているので、胃カメラが終わった後、小一時間横になって休まなければならない。
その間、何度看護師さんに注意されたことか。
「かんぞうさん、深呼吸してください!」って。
自分では精一杯息しているつもりだけど。
後で考えてみたら、風邪のひき始めで具合悪くなっていたのかもしれない。
要注意。
振り返ってみると、初めてヘブスブリンに副作用が出た時も風邪のひき始め。
何かあるのか?
結局、胃カメラの当日、夕方から喉の痛みが酷くなる。
翌日、発熱。
そして週末。
日曜日、もしかして風邪でなくほかに原因が有るならヤバいと思い、H大病院に確認。
症状からしてたぶん風邪、と。
休み明け、近医の内科へ。
99パーセント風邪、の診断。
残り1パーセントは、喉に菌が入って「死ぬ病気」。
抗生剤と喉の薬を処方してもらう。
迫る大腸カメラ。
医師に大腸カメラについて聞くと、
「その時の状況によりますが、私なら延期します。」と。
さて。
熱は微熱。食欲はない。
ってか、実際あまり食べられてない。
ならばチャンス!
既に食事制限はしていて、大腸カメラ前日の食事も検査食が苦にならない。
食欲もないしちょうどいい。
いいのか、こんな考え方で。
とはいえ、当日、起きてみて判断しようと思うも、この時は喉の痛みが治まる代わりに咳がひどくなり、ここに及び完全に風邪だなと。
で、検査前日の夜中も咳で超寝不足。
こうなると逆に開き直り、もう大腸もやっちゃおうと覚悟も決まり、2リットルの下剤と格闘。
ところが、
いつも腹痛がひどかったり結構苦労するのに、今回は順調。
ずっとあまり食べてなかったからか、早い段階で便はクリアに。
強行が成功。
でも体重は激減。
行けるのか病院。出来るのか大腸カメラ。
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