アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

本物志向

2014年03月19日 | 田舎暮らし
現代の田舎暮らしを一言であらわせば、それは、「暮らしの本物志向」ということでしょう。

これは、拙宅で使用している鰹節と削り器です。



今どき、こんなローテクで味噌汁のダシをとっているご家庭は少ないと思いますが、これも一度味わうとその美味しさの虜となり止められなくなります。

ここで使用している鰹節は、鹿児島県枕崎市で昔ながらの製法で手造りされている本枯節です。

この本枯節でダシをとった味噌汁や茶碗蒸しは、透明感のある薄味でとても美味しいです。

こうした伝統的な「本物の持つ肌合い」を生かす暮らしを広げていきたいですね。
コメント (1)

車でトランポリン?~何のこっちゃ

2014年03月19日 | つぶやき
現代におけるSNSの果たす役割の大きさに、今更ながら驚いている。

思い起こして欲しいのだが~

あのチュニジアの「ジャスミン革命」。
中近東で最も安定しているとみられていた時の政権が、SNSを武器にした民衆によってあっという間に倒され、それがリビアやエジプトに飛び火して中近東ドミノを引き起こした。



これは、現代の日本においても例外ではないと思う。

先に、浦和レッズの試合で掲げられた「JAPANESE ONLY」の垂れ幕。
これはひどいというSNSでの問題提起がマスコミを動かし、Jリーグ幹部の厳しい処置を引き出した。

とは言え、ツイッターなどのSNSは、政治問題だけを取り上げているわけではない。時には、こんな面白いエピソードも伝えてくれる。





ありとあらゆる社会現象が、無数のつぶやきとなって今日もネット社会を流れていく。
コメント (2)

さかなウサギ?

2014年03月18日 | 田舎暮らし
今年も、横浜から春休みを利用して孫娘がやって来た。

先週、中学校を卒業したばかりだ。4月から高校生になる。
受験の重圧からも解放されて、何につけコロコロと笑い転げている。上背は160cm以上もあって、オバアも母親も上から見下ろす感じになっている。

せっかく雪国に来たのだから、スキーにでも行けば良いと思うのだが、小さい頃、滑って転んだことがトラウマとなって、今もって、スキーをやるとは言いださない。臆病な性格は、あるいは、隔世遺伝で彼女に強く影響しているのかも知れない。



とそんな彼女が、昨日作ったベランダ前の雪ダルマ。
右から、普通の雪ダルマ、飾りを施したイスと変な「さかなウサギ」。

何故、ウサギがお魚を長いミミの上にのせているのかは不明だが、「何となく面白そう」と閃いたのだそうだ。

帰りまでには、カメラの前でポーズをしてくれるのを期待している。
コメント (6)

すべてを廃炉に~福島の全自治体決議

2014年03月18日 | ドラミング
昨日のしんぶん赤旗は、1面トップで、福島県の59自治体すべてで、「福島県内のすべての原発を廃炉にせよ」との決議を行ったと伝えています。



これは、原発事故の悲惨さを身をもって体験した県民の切実な声を反映したもので、自民党など、保守派を含む決議だけに、今後の原子力政策に与える影響は少なくないと思われます。大きな活字の記事がこちらにあります。
コメント (2)

これが現実~池袋レイシズムデモ

2014年03月17日 | つぶやき
先に、浦和レッズの試合で「JAPANESE ONLY」の垂れ幕が掲げられるという事件があった。

これに対しJリーグは、浦和に対し1試合無観客試合の制裁を課し、浦和は、関係者の永久追放や横断幕の禁止など、レイシズム(民族差別主義)を許さないとの姿勢を明確にした。

一方、昨日、池袋では、レイシズムを標榜する組織の大規模なデモが行われたとツィッターは伝えている。





事の大小に拘わらず、こうしたレイシズムの動きに対しては、日頃から厳しい目を向けていく必要があると思った。
コメント (2)

My Favorite Doughnuts~ペライヤの「Songs without Words」

2014年03月17日 | この一枚
ある日フッと、心にしみるような音楽に浸りたいと思うときがあるものです。

そんな時、決まって取り出す何枚かのCDやLPがあります。つまり、定番ものということになりますが、ちょっと洒落っ気を出して”My Favorite Doughnuts”と名付けましょう。

マレイ・ペライヤの弾く「Songs without Words」(無言歌集)もその内の1枚です。



裕福な家に生まれ成長したメンデルスゾーンが、折にふれて家族や友人たちに手紙に添えておくったピアノ小品を、6曲づつ8巻の小品集として出版したものです。

それらは、幸せだった幼少期の思い出につながる詩情豊かな愛らしい曲というだけでなく、天才作曲家の音楽性や美意識などを色濃く反映した逸品です。48曲すべてに表題がついていますが、作曲者自身がつけたものは5曲しかなく、他の大部分は出版社の手によるものとされています。

このCDに収容されているのは、次の15曲です。

 ・狩りの歌
 ・失われた幻影
 ・道にまよって
 ・甘い思い出
 ・眠れぬままに
 ・ヴェネチアの舟歌
 ・詩人のたて琴
 ・こどものための小品
 ・失われた幸福
 ・安らぎもなく
 ・瞑想
 ・デュエット
 ・紡ぎ歌
 ・心の悲しみ
 ・かどで

他にバッハ/ブゾーニ編の「目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ」など4曲並びに、シューベルトの歌曲をリストがピアノに編曲した「セレナード」など4曲が収録されています。
コメント

受賞にふさわしい秀作~山本文緒著「プラナリア」

2014年03月16日 | 読書三昧
先に、山本さんの長編「なぎさ」を拝見した際、「これが直木賞受賞者の作品か」との思いがあったので、急遽、オークションで受賞作「プラナリア」を購入し読んでみた。



この本は、同氏の初期の短編5編を収めたものだが、この短編集に共通しているテーマは、種々の理由から職を失い働かなくなった若い女性たちの焦燥とやるせなさであり、それに(作者が)寄り添い、ともに出口を探して葛藤する様を克明に綴った秀作である。

しかも、切れ味鋭い文章で綴られるストーリーが小気味よいテンポ語られ、しかも人を見る確かなまなざしとともに、読者をとらえて離さない。

それらが、同賞の選者が一致して彼女を推した理由であろう。

選者の短評:

井上ひさし氏(故人)~「なによりもまず文章のよさで傑出している。加えて主題がいい。〈なぜ人は働かなければならないのか〉は、漱石の『それから』の代助以来の大主題。この根源的な主題を扱いながら、歯切れのよい文章で、小さいけれど魅力的な短篇群を紡ぎ出してみせた山本さんの作家的膂(りょ)力に、感嘆符のたくさん咲いた花冠を差し出さずにはいられない。」

こうして見てくると、山本さんは、もともと力を持った作家なのだから、早く元の調子を取り戻して、もっと良いものをたくさん書いてほしいと思った。選評は、「直木賞のすべて」HPから転載しました。
コメント

不安を募らせるフランス人~安倍首相のめざす国

2014年03月16日 | ドラミング
フランスで原爆の実相を伝える活動を行っている「美帆シボ」さんは、フランス人が、今、安倍首相の指導の下、日本が再び、「アジアで大量殺戮を行う国に戻るのか」と不安を募らせているといいます。

同氏の談話が13日付けのしんぶん赤旗に掲載されていたので、ご紹介しましょう。



こうした記事を拝見するにつけ、海外での安倍首相の評判は、私たちが日頃感じている以上に厳しいものになっているのだと感じます。

その点、先の戦争で、直接、甚大な被害を受けた近隣諸国においては尚更ではないかと思います。私たちは、こうした動きに十分気を配っていく必要があると感じます。
コメント

音楽ABC~クインテット

2014年03月15日 | 音楽ABC
Q for Quintetto(クインテット)

室内楽の演奏形式のひとつで、いわゆる五重奏のこと。

正確には、5つの声部から成る独奏楽器の合奏をいいます。
一般的には、弦楽四重奏に弦楽器・管楽器・ピアノなどを加えて演奏するスタイルを指しています。

勿論、弦楽四重奏などの方がよりポピュラーですが、ここではシューベルトのピアノ五重奏「鱒」を聴きたいという思惑もあって、ピアノ五重奏を取り上げました。



 ・ シューベルト ピアノ五重奏曲 イ長調 D667 「鱒」

釣り人に騙されて釣りあげられてしまう「鱒」の悲愁を歌った同名の歌曲を第4楽章に取り入れた名曲です。

ここでは、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスという構成で演奏されます。

演奏は、こちらでお楽しみいただけます。
ピアノが田部京子さん、カルミナ四重奏団にコントラバスのペトル・イウガさんが客演しています。
コメント (2)

伊方原発は大丈夫?~伊予灘の地震

2014年03月15日 | つぶやき
昨日(14日)早朝、瀬戸内海西部の伊予灘を震源とするM6.1の地震があり、愛媛県西予市で震度5強の強い揺れがあったと伝えられた。この近くには、目下、再稼働のための審査が行われている伊方原発があり、今後の動向が注目される。

これに対しツイッターが早速反応した。



関連して、こんな「つぶやき」も流れて来た。



上記は、いずれもtwitterから借用しました。
コメント (2)