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+ 満月染むる水仙花・・・ 伝統という純粋

2006年03月12日 22時58分48秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

 

  羽衣に  満月浮かべ  水仙花

        馬糞 Bafun     

   

  

 

  白地に赤く日の丸染めて・・・というが、

  冬に香り立つ水仙の花は、白地を黄色に、満月染めて・・・

 となるのではないか

  純白が際立つシンプルな花である。

 

  花鳥風月というが、花と月を合わせ持つという意味では、

 実に風流である。

  イエスキリストのように純粋で、その白さがまぶしく

 もある。

 

  水仙の花は、なぜ、このような白を生み出し、このよ

 うに純粋な黄色を生み出すのだろうか。

 

  その精霊は、看護婦のようかもしれない。

  もっとも、日本にはいなくなったらしいが・・・。

  清らかであるということは、やはり美しいと思う。

 

  価値の本質には、美しさ、希少性に関連して、純粋性

 があるといえるだろう。

  価値本質論についてはさらに深く考察する必要がある

 が、純度、純粋性は、機能性、有用性とは別格の本質価

 値であると考えられる。

 

  機能性、有用性は人間の自由領域にあるが、純粋性は

 人意を超えた天性の本質価値というべきである。

  それ故に、人造ダイアは組成においてダイアであって

 も、天然のダイアモンドの価値とは異質であり、所詮、

 宝石としては贋ダイアに過ぎない。



  人は人意を超えた純粋を尊び、「そのもの」という信

 頼に安堵するのである。 

  このような安堵を政治的には権威といい、商業的には

 ブランドといい、国家的には伝統という。

 

  人の貫かれた営みの蓄積が純粋性を結晶するとき、人

 に徳が生まれ、商業にブランド価値が生まれ、国に伝統

 が生まれる。

 

  天皇制について、女系を認めるのか、皇室典範改正論

 議が「民族の危機」という戦慄を走らせたが、なぜ、戦

 慄するのか、大半の国民は問題意識がない。

 

  天皇制の本質は、血統を超えた伝統的権威、すなわち、

 象徴性にある。

  伝統を壊せば、世界に例のない2千年の皇統が絶える。

  象徴天皇制の本質が失われることを意味する。


 
  男女平等だから、女系天皇でもいいではないか、とい

 う考えは、伝統の意味を知らない軽薄だったということ

 なのである。

 

  人間中心主義は、純粋価値を見失う。こうした軽薄を、

 反省しなければならない。

             

                       

 Bafun 

 

 

 

 水仙花⇒

 http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/narsissus.html

 http://www.hana300.com/suisen.html

 http://www.geocities.com/maririn_77/jp/howto/daffo.htm

 http://www.yado.co.jp/hana/nagasaki/suisennosato/suisen.htm (野母崎)

 

 

 

 

 

 

 

 

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