いにしえの 王家の春よ タイ桜
馬糞 Bafun
タイには乾季と雨季はあるが、やまとの国のような四季
はない。
冬と言う季節がないのである。
四季の味わいは、冬があってこその春に始まる。
しかし、熱帯の国であっても、雨季の大変があるからこそ、
乾季の花と自由を楽しんでいるのかもしれない。
スコールに打たれる雨季にも可憐な花が咲き乱れている。
その中でも、高木の梢に咲く桜色の花は、まさにタイの桜
というにふさわしい春を感じさせる。
そのように、タイの3月頃に咲く花であるらしい。
実は、マメ科の羊蹄木というらしい。
タイの気高さは、王国の歴史を刻んだ王宮と寺のたたずま
いにある。
日本にも、古い寺社や御所がなければ、やまとの国のブラ
ンドも失われているであろう。
伝統と高貴の文化はまさにその国の形であり、誇りである
のだ。
そういうことをゆったりと感じていられる場所が、スワン
パッカード宮殿である。
宮殿と言っても、別荘のような質素で穏やかな建物と庭園
で構成されている。
その周辺は、味の素の高層ビルなどが囲っているのだが、
都会のオアシスとして、仏と古代からのタイの文化を静かに
保存している。
一日、ぼ~としてすごすことをお勧めする。
さて、タイの花鳥風月に俳諧は成り立つものか・・・。
日本の四季は、地上唯一の、麗しい愛の星地球の恵みであ
ると思う。
すなわち、世界中の人々が訪れたくなる国だということで
ある。
やまとの国を愛し、その歴史と伝統を学ぼうではないか。
その、万葉の心を・・・。
Bafun
スワンパッカード宮殿 ⇒
http://www.bangkoknavi.com/miru/miru.php?id=16
タイ旅行紀に見る文化 ⇒
http://ozrei.ld.infoseek.co.jp/tai/tai.htm
http://wadaphoto.jp/kikou/taigold4.htm
http://www.ne.jp/asahi/mizukawa/tomo/PDF/thai01.pdf