年の瀬に 夕焼けもみじも 沈みけり
中村 梅士 Baishi
夕焼けのように真っ赤だったもみじも諸行無常、既に
大半の紅を散らしてしまった。
夏の陣が一段落して一呼吸入れても、心休まるところ
なく、次の戦支度が始まった。
やっと年末の一週間ほどが安らぎのひと時である。
授業の間、ずっと寝ている奴が二人いる。
通常は対話型のゼミをやるので、寝る暇はないのだが、
学生が不勉強ではディスカッションにならないし、一年
のまとめと思うと落語ほど笑えないままに喋りまくるこ
とになる。
すると学生は思考停止に陥って食後の眠りにつくので
ある。
中にはしゃべりながら寝そうになる奴もいる。
いったい、どういう心境なのだろうか。
何とも睡魔は厄介である。
自分の心境が穏やかになって、眠りを誘っているのか
もしれない。
資料さえもらえばよいと思っているのかもしれない。
その資料はオリジナルに作成した本質論のエッセンス
が詰まっている。
親切便利は人を堕落させる副作用がある。
さて、ジョグ帰宅の途中で立ち寄ったスーパーには年
の瀬の商材が並び始めた。
おもちゃのような鏡餅、昆布にするめ、塩漬けの数の
子、クリスマスのお菓子・・・。
市田の干し柿を買った。
今年の初物である。
今夜は、鳥の水炊きと賞味期限切れのレバー炒めにす
るとしよう。
晩酌は越後の純米酒。
さして旨くはないが、高級志向はないから問題ないの
である。
株式市場の乱高下の中、最近はNYも東京も大幅に下げ
ている。
乱高下するのは、株式売買益を出すためと、定期的に
換金して支払いに充てる必要などがあるらしい。
どちらにしても、素人が相場を張る時代ではない。
チャイナ包囲を厳しくしているアメリカの対中国制裁
関税戦争は、チャイナに圧倒的に不利な流れにある。
チャイナ依存の企業もあおりを食らって沈没するもの
も出るだろうが、そうでなければならない。
すると、ソフトバンクやユニクロなどは破綻するリス
クを抱えることになる。
徹底的にやってほしい。
北朝鮮を指導した北京の共産党政府は金正恩のように
強気に吠えているが、吠えずらをかくのは眼に見えてい
る。
成金チャイナの資産は他国からかき集めたものに過ぎ
ない。
生み出した資産ではないから長くは続くまい。
チャイナの安物が買えなくなっても一向に差し支えな
い。
粗悪品のmade in China にはうんざりだからである。
生産国を表示しないアマゾンは行政指導が必要である。
日本もまた、チャイナ制裁の包囲網を絞り込んでゆく
べきである。
国際的商業倫理はアメリカ主導で糺していってほしい。
それにしても、指導力のない日本政治の情けないこと
よと思う。
新しい戦争が始まっているのである。
手筋と詰を誤らないことだ。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party