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映画監督(撮影当時98歳)の新藤兼人さんがメガホンを振る最後の映画「一枚のハガキ」。原作・脚本も新藤監督の手
による。
8月から東京などで先行して上映されているが、こちらで観られるのは何時の日か。
この本は映画の脚本をもとに小説化されたもので、11年9月1日初版。泰文堂発行。
今日はお祭りですが、あなたがいらっしゃらないので、なんの風情もありません
戦友から託されたハガキに書かれていたのはたったこれだけ。
わずか66年前の日本人はすべてを失い、深い絶望の渕にいた。
昭和20年人口は7,200万人。大戦の犠牲者310万人。
それでも今日の命を紡ぎ、明日の希望を求めた。
あきらめないで生きる。
※昨夜は中秋の名月。残月を今朝5時過ぎに視る西の空。間もなく山の端に。今夜は十六夜。
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