文化の祭典「全国短歌フォーラムin塩尻」が幕を開けた。
29日は午後0時過ぎから選者による短歌の講評が行われる。
塩尻市の受賞者
最優秀賞 熊井友里
生きるのをやめたガゼルがゆっくりと沼に溶けゆく夜中のテレビ
優秀賞 中山由美子
まだ残るテレビカードを清算す落ちる硬貨は退院祝い
入選 胡桃慶三
例えれば炭出しの折の灼熱に似たる自我(あらじ)を閉じ込めたる子よ
同 藤森相貴
蜘蛛の巣に囚われているあの虫はすでに虫ではなくなっていた
同 藤森円
AIは僕の代わりに子供らを叱ったことも悩んでくれるか
同 羽多野美香
久しぶり講座に参加初託児泣いていないか淋しいのはママ