昭和61年に始まったこのフォーラムは今年で21回目。29日全国から短歌愛好者が集い、レザンホールで開催された。島木赤彦が好んで食べたというスイトンの赤彦汁の無料サービスに舌つづみを打って会場に入った。
ちょうど、投稿歌選評が始まったところ。選者は岡野弘彦さん、馬場あき子さん、佐佐木幸綱さんの三歌人。司会も同じく歌人の小島ゆかりさん。
入選、佳作、優秀賞、最優秀賞の順に選者の講評があり、作歌をする人にとってはとても参考となったに違いない。
最優秀賞は、地元塩尻市の折橋玲子さんの歌。小学2年生の一人息子が学校から帰宅した時のことを詠んだという。
強がりを言ってはいるがまだ七歳ぎゅっと抱けば太陽の匂ひ
記念講演は、著書「声に出して読みたい日本語」で知られる明大教授齋藤孝さん。演題は「身体と日本語」。
今日30日は、午前9時前から「塩尻みてある記」が行われ、奈良井宿や短歌の里などを巡る。
21回目の投稿歌
自由題:朝採りのトマトとバジルを刻みをりあみんの歌声やさしく聞こゆ
題詠歌:山法師の花は真白に装ひて息子夫婦は夢へと旅立つ
ちょうど、投稿歌選評が始まったところ。選者は岡野弘彦さん、馬場あき子さん、佐佐木幸綱さんの三歌人。司会も同じく歌人の小島ゆかりさん。
入選、佳作、優秀賞、最優秀賞の順に選者の講評があり、作歌をする人にとってはとても参考となったに違いない。
最優秀賞は、地元塩尻市の折橋玲子さんの歌。小学2年生の一人息子が学校から帰宅した時のことを詠んだという。
強がりを言ってはいるがまだ七歳ぎゅっと抱けば太陽の匂ひ
記念講演は、著書「声に出して読みたい日本語」で知られる明大教授齋藤孝さん。演題は「身体と日本語」。
今日30日は、午前9時前から「塩尻みてある記」が行われ、奈良井宿や短歌の里などを巡る。
21回目の投稿歌
自由題:朝採りのトマトとバジルを刻みをりあみんの歌声やさしく聞こゆ
題詠歌:山法師の花は真白に装ひて息子夫婦は夢へと旅立つ