今年で34回目を迎えた全国短歌フォーラムin塩尻。
残念ながら新型コロナ禍のため、恒例の選者による選評やトークショーは中止になった。
作品集を開いた。
今年は選者がそれぞれ最優秀作品を選んでいる。こんなことは初めて。
〇佐佐木幸綱選
ゆったりと泳ぎひらりと旋回すエイをイメージ面接試験 富山市 松田 梨子
〇永田和宏選
きみの手がなぞる瞬間灯り出すわが身体の正しい輪郭 都留市 山本 栞
〇小島ゆかり選
数百の人生横切る踏切に震える齢二十歳のわたし 岐阜市 河西 万有
ついでながら、わが歌は今回も選ばれず。
投稿歌
・休校中孫ら誘いて野良仕事種まき水やりどら焼きおやつ
・新コロナの暗雲ごそっと持ちあげてほほえむ虹よ明日は代かく
ただ、34回連続投稿はあっぱれ ?
作品集と一緒に来年のカレンダーも同封されていた。