今年最後の登山は、2泊3日で蝶ヶ岳・常念岳へ。
その意気込みで、朝5時15分自宅を発つ。安曇野三股までは1時間弱である。
「ほりでーゆ四季の郷」を過ぎる。工事が行われていて通行時間が制限されていた。
8時前だからすんなり通れた。
駐車場には15台が停まり、3組が出発準備をし、目的地に向かっていった。
6時40分重いリュックを背負って出発。烏川の清流が音を立てて流れる。
20分ほどで三股登山口の小屋に着く。登山届を提出し、7時7分出発。
登山口の標高は1350m。2677mの蝶ヶ岳山頂を目指す。6.4kmで1,300m以上を登る行程。
7時11分常念岳方面とと蝶ヶ岳方面の分岐点に。
7時22分吊り橋、意外に揺れる。
7時45分「力水」。一口飲んでエネルギーを貰う。
そこから10分後、ゴジラのみたいな木。
以前見たテレビではこんなに口いっぱいじゃーなかった。
そっちがゴジラならこっちはカモシカ。
こちらが勝手に空想しただけに、「カモシカのような木」の看板はなし。
9時25分まめうち平(標高1900m)。三股から2.5km登ってきたが、蝶が岳まで3.9km。
10時50分蝶沢地点。三股から4km。残り2.5km。
空腹感が襲う。おにぎりにかぶりつく。
シラビソ樹林帯をひたすら登る。登る。登る。一向にこの林から抜け出せない。タフな登山道だ。
膝内側の筋肉が痛くなってきた。まずは左側。サポーターを捲く。
しばらく行くと今度は右に伝染。両方サポーターのお世話に。
そこが治まると右腿が痙攣に。もう散々だ。
雲行きも怪しくなってきた。
つららがアイスキャンディーに見えてきた。幻覚症状か。
最終ベンチ。三股から5.5km、0.9kmまでとなった。
午後2時過ぎ蝶ヶ岳ヒュッテ到着。周りは何も見えない。雨が降り出した。
食堂兼ロビー、ストーブが焚かれていたが冷える。
夕方6時夕食。お腹がすいた。9人で食卓を囲んだ。
ボリューム満点。おでんが美味しかった。
外便所に出ると、なんと雪化粧ではないか。
明日の天気や行程など、8時30分頃までの会話を楽しみ、寝床に向かう。
2人分のスペースがカーテンで仕切られる。暖房が無いので、セーターやダウンを着込む。
毛布と掛け布団を頭から被ってもぐり込んだ。
9時消灯。おやすみなさい。