楽農piano協奏曲

一日一生。一日一笑。


カルチャーの賑わい秋の文化祭

2024年11月11日 | 文化芸術
11月10日広丘地区の文化祭音楽祭が

広丘小学校体育館で開催された。

体育館での開催は5年ぶり。

ステージ側半分は音楽発表部門、手前は展示作品が並んだ。

日頃の創作活動からピックアップ。

トップ写真は児童館の作品、小学生も力作ぞろい。
丘中学校


各分館の作品
原新田

堅石

郷原

野村







サークル作品








(つづく)





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

光る君愛の香するり花衣

2024年08月10日 | 文化芸術
 源氏物語桐壷に続く第二帖が帚木、三帖が空蝉である。

大方桐壷を読み終えてジエンドだった学生時代。

信濃の名所がふんだんに盛られる帚木は

男達の女性についての座談会。雨夜の品定めのシーンには

おくて過ぎた。

後段の人妻空蝉との恋物語も。


光源氏の歌
帚木の心を知らで園原の道にあやなくまどひぬるかな

(ははきぎのように近寄ると消えてしまうあなたの気持ちも
    知らず近づこうとしていたずらに
         園原の道に迷ってしまいました)

空蝉の歌
数ならぬ伏屋に生ふる名のうさにあるにもあらず消ゆる帚木

(貧しい伏屋の生まれと言われるのが辛く
     ははきぎのように消え入りたい私でございます)


○帚木が詠み込まれた和歌は29首。


柿本人麻呂

梢のみあはと見えつつ帚木のもとをもとよりしる人ぞなき

(おわり)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

急登の歩みの褒美帚木に

2024年08月09日 | 文化芸術
 古来から旅人の人気の的だった帚木の木。そこをめざして登る。

案内ガイドの林さんの後に長い列が続く。

いきなりのの急登だ。久しぶりの山道。衰えた脚を励ましながら行く。


時を経て世代交代をしながら遺されたひのきの木。

枯木は次世代につなぐ。



 園原や伏屋におふる帚木のありとは見えてあはぬ君かな

帚木の遠くからは見えるが近づくと見えない。その特徴を人に

なぞらえている。

近づいても会えない人、会えそうで会えない人のイメージを帚木に

重ねる。

平安時代この木の幻想的なイメージが都で受け入れられ、

多くの歌が詠まれた。園原も伏屋、御坂の言葉も歌枕に。

平安貴族の中で注目を集めた。

その最たる物語が「源氏物語」なのである。

(つづく)







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

帚木や枕に幾多の古代歌

2024年08月08日 | 文化芸術
 塩尻市中央公民館主催の「阿智村夏休み学びのバス遠足」に

参加した。

まず訪れたのは「帚木」の里園原。

帚木は現在放映中の大河ドラマ「光る君へ」の

源氏物語第二帖である。

物語はさておき本来はほうき草(コキア)である。

西暦700年代に関西から東北までをほぼ直線で繋いだ

東山道。その道中で最たる難所が中津川と阿智村境の「神坂峠」だった

という。神坂峠から眺めると大きなほうき草のようなひのきの木。


遥か山道を越えてきた旅人にとっては園原は久しぶりの

集落、今でいうとサービスエリア園原というスポット。

しかし里に近づくとほうきの木が見えなくなる。

905年には小倉百人一首歌人に名を遺す坂上是則が

「園原や伏屋に生ふる帚木のありとてゆけど逢はぬ君かな」

と詠んだ。




(つづく)






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フォーラムの歴史に一助松葉伸び

2024年06月12日 | 文化芸術
 38回目を数える全国短歌フォーラムin塩尻。

作品の投稿締め切りが6月14日、二日前の今日投稿する。

私の自慢は今回で38回目の投稿。昭和62年当初から。

 第1回の最優秀賞に輝いた方は富山県八尾町(現在は富山市)

の宮本壽夫さん。心を打たれた歌は、

父祖の地を売るべく凍てし雪に打つ杭いま土に届きし響き

八尾町はおわら風の盆で全国に名高い。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熟年の重ねし芸や春舞台

2024年04月22日 | 文化芸術
 渡辺まりと高畑淳子の演ずる姉妹。

現在と過去が入り混じるストーリ。

レザンの舞台は大忙し。約1時間半。


えりさんの言う「魔除け」グッズはワンコイン500円。


初回の舞台は紀伊国屋ホールだったとのこと。

2回目がレザンホール。左通路側前から2番シート。

二人の息遣いが、跳ね廻るステップ。

元気な二人が全国をかけ回るのは嬉しい。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生け花展命問われり春の園

2024年03月17日 | 文化芸術
 16〜17日の2日間松本市井上百貨店。

県華道教育会松本支部のいけばな展が開催されている。

実行委員長の挨拶 

素晴らしく溜め息をつきながら観させていただいた。

河津桜にうっとり


生けた花の紹介も置かれていた。素人には嬉しい。






心に響く花々の饗宴の見事さ。のどかに過ごす時の流れ。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冤罪の村木事件の恐怖かな

2024年03月08日 | 文化芸術
 昨日の信濃毎日新聞に載った信州岩波講座の広告。

チケットを中島書店で手にした。

事件は08年10月に起きた。

心身障害者に係る郵便制度を企業が悪用、郵便料金を不正に

免れた事件で、最終的に村木さんは冤罪無罪に。

04年社会・援護局障害保健福祉部企画課長だった村木さんが関わった

とされた。(詳しくは、

村木厚子 郵便不正・厚生労働省元局長事件を検索されたい)


5月19日(日)午後1時30分開演

まつもと市民芸術館で。大人1000円。









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新春に技は咲きおり競いたり

2024年01月18日 | 文化芸術
 17日から松本市井上デパートで始まった「県伝統工芸品展」に

出掛けた。

この展覧会には毎年出掛けるので折り込みチラシを楽しみに

待っていた。入場すると中野市の土雛コーナー。

作者の奈良さんに挨拶して、昨年手にした「親子招き猫」の

お礼を告げた。

小学生の研修模様。
飯田水引

飯山の小沼ほうき
木曽木工芸品
信濃町信州打刃

長野市の松代焼。私のご飯茶碗。

松本本藍型染

松本押絵雛。飾られていた吊るし雛を求めた。
山ノ内町根曲竹細工

信州からまつ家具

松本市松本家具

信州組子細工


土雛の応募は毎年の楽しみ。当たれば後日連絡がある。

おみくじみたい。昨年手にした親子招き猫は五千円。


工芸品展は23日まで。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大勢の子の幸祈り滾る火よ

2024年01月13日 | 文化芸術
 野村区の三九郎が13日炊かれた。

先週の土・日曜日はまだ松の内。年神様がまだ居られる。

普通の家では年神様が帰られた8日の朝に注連飾りを外す。

それを避けて13日に計画したと理解している。

 神社の氏子総代の役割として、鳥居や拝殿、社務所に張っていた

太い注連飾りを朝8時前に野村グランドに運んだ。

 公民館役員が三九郎を組んで完成。午前10時児童代表が点火。

消防士が頃合いをみて広げてくれる。
わっと火を取り巻く子供達
繭玉もアルミホイルにまとわれて。


野村区の子らに幸あれ。





 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

広丘の文化の潮今萌えり

2023年11月12日 | 文化芸術
 広丘公民館主催の「広丘音楽祭文化祭」を楽しんだ。

令和5年11月12日えんてらす。

10時開会セレモニーのあと、音楽祭が始まる。

音楽祭の司会は広丘小の児童8名。

広丘小の合唱部の合唱が幕開け。

野村童謡唱歌を歌う会
ベリーダンス

作品は2階に展示









音楽祭は4年ぶりに開催された。素晴らしい歌声が響いた。

作品展には色とりどりの作品が並んだ。

ありがとう。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

讃えあう満る笑顔の文化祭

2023年11月07日 | 文化芸術
 12日(日)広丘地区の文化祭音楽会が行われる。

会場はえんてらすの公民館。9時から14時半。

◎今年も「個人作品」の部に出展する。

私の出展作品をネタバラシ。今年は向日葵。

畑で育てた向日葵の写真とその下に袋入りの種5粒を置く。

「ご自由にお持ちください」の張り紙とともに。




それと写真。3枚。(秘密)










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋深し講談を聴く角の席

2023年11月05日 | 文化芸術
 神田伯山独演会がレザンホールで行われた。11月4日午後2時開演。

演目の「阿武松」「中村仲蔵」は素晴らしかった。

阿武松は、おお飯食いの若者が相撲取りになり、

6代目横綱まで出世する物語。


 中村仲蔵は、江戸時代中期彗星の如く出現した

歌舞伎役者初代中村仲蔵。

梨園の血縁でもなかったが4代目に團十郎見いだされ、

幾多の辛苦を味わうも、1代で「名人仲蔵」トラフ言われるまで大スター

となった。

演目は、他にも「清水次郞長伝 小政の生い立ち」


超満員の客席の盛大な拍手にレザンホールが揺れた。

最後は、伯山のリードで三本締めで幕が下りた。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

古代人の息吹燃え出で火焔土器

2023年10月11日 | 文化芸術
 久しぶりに平出博物館を訪れた。

11月5日に行われる第2回平出歴史大学参加の申し込みのために。

電話でも良かったが、博物館の雰囲気を味わいたかった。

 受付で入館料300円を払う。

歴史大学の申込みを済ませ、展示室を巡る。

新潟県十日町市からのお客様火焔土器。



県宝緑釉水瓶(りよくゆうすいびよう)
麻を栽培。反物にして衣類に。
現代版アイロンの非熨斗も発掘されている。

小松館長に下呂石について質問。

下呂石が木曽地方に入り、塩尻の遺跡で発掘されているが、

圧倒的に多く発掘されているのは下諏訪町、和田峠や長和町周辺。

信州ブランド黒曜石。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

息を呑む花の宴や秋麗

2023年09月23日 | 文化芸術
 松本市の井上百貨店で中信華道会いけばな展を鑑賞した。

大作品11、中作品48、小作品46が迎えてくれた。

 いろんな流派が数多く揃う。びっくり。







ありがとうございました。素晴らしい生け花の世界。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする