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the days turn into months and years

AXIS vs KUME(府中の森)

2011-05-21 | axis

全日本設計事務所リーグ10-11シーズン第8節
2011年5月21日(土)13:00キックオフ
府中の森グラウンド
AXIS 1 - 6 KUME


「いつものように良い試合をしたけど、やっぱり負けてしまいました。次また頑張りましょう。そういう流れに慣れてしまうのは、とても危険なことです。チームを作るのは「継続力」だと思っていますが、これに頼りすぎると慣れを生じることになりますね。時にはチームを立て直す「瞬発力」も必要かと思います。そこで、今まで禁句とされてきた「最強布陣」という、AXISのクラブ哲学に真向から反する「瞬発力」をあえて試してみたら、慣れから脱却できるかも知れない。そういう提案です。上手く行かないかもしれませんが、その時はまた別の「瞬発力」を考えればいいかなあという感じです。これを「継続力」として使うのは、私もどうかしら?と思います。」

というような提案をしました。「最強布陣」という刺激を与えれば、嫌な流れを断ち切ることが出来るのではないか?という主旨です。でも実はもうひとつの「想い」がありました。自分も含めて選手の高齢化が進んでいます。実際のところ、若手選手の足を引っ張っているよなあと、毎試合のように感じています。たまには若手選手に、ベテラン選手のフォローといったストレスのない状況でプレーをしてもらいたいという「想い」です。その結果、ベテラン選手の立場はもっと肩身の狭いものになるリスクがありました。でも何かしらチームの現実が浮き彫りになることは期待できます。そしてそのくらいのリスクは、ベテラン選手であれば上手く対処してくれるだろうという信頼を持ていました。

実は、思い描いていたものとはまったく違った結果が出ました。そんな試合結果をどう受け止めるかは、それぞれの選手にとって違うと思います。前半出場した選手は何を感じたのか?後半出場した選手は何を感じたのか?両方に出場したGKには、その違いがどのように映ったのか?6失点の大敗でしたが、いつもの負けとは違って、いろいろなことを考えさせられた気がします。もし一人でも多くの選手が何かを感じることができたのであれば、とりあえず意味のある試合であったと言えます。

自分が最も強く感じたのは、チームとして戦うことの意味です。後半、何だかとても楽しくプレーができたのは、このチーム力というものをすごく感じることができたからだと思います。この感覚は正直久しぶりでした。前から横から後から、とにかくよく指示の声が聞こえてきました。その声で得られるのは信頼関係でした。できることをシンプルにやろう。たったそれだけの戦術でしたが、11人全員の意識が揃っていたと思います。

さて、まだようやくチームの現実が見え始めたところです。これからどうするべきなのか?考えることはたくさんあります。勝つために何が必要なのか?みんなで考えて行きましょう。

コメント
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