Jリーグ・ディビジョン1 1stステージ 第17節
2016年6月25日(土)19:00キックオフ
埼玉スタジアム2002(テレ玉)
浦和レッズ 3 - 1 ヴィッセル神戸
興梠
武藤 李
関根 阿部 柏木 駒井
森脇 那須 遠藤
西川
五輪のOA枠3人目が正式発表された。勝てない時に浦和を離れるわけにはいかい。そう言って一度は断った興梠慎三である。その心意気が良い。彼がみんなの心を掴んで離さない所以である。その興梠が前半から気を吐いた。特に李とのコンビネーションが素晴らしかった。距離間とよく言われるけど、相手が見える、スペースがある、パスが通る、そういう状況を作り出すことが大切なのだ。2点目のゴールはインサイドでコースを狙うという、非常に好きなシュートだ。
槙野と宇賀神が欠場ということで、森脇が右、遠藤が左、中央に那須という最終ラインだったが、今日はなかなか安定していたように思う。後半、少々バタバタした場面があって失点してしまったあたりは、非常に嫌な時間帯であった。そこで青木を入れて立て直しを図ると、これでまたリズムが戻った。こういう渋い交代が効いてくると、強い浦和が戻って来たなあと思う。
さらに梅ちゃんが入ると、今度は攻撃が活性化した。自らPKを決めて試合を終わらせた。連戦の最後で選手もかなり流動的ではあったけど、まあ結果が出て良かった。来週から休む間もなく2ndステージが始まる。今年こそは年間勝点トップを取らなくてはならない。鹿島の1stステージ制覇を知って、ますますそう思うのであった。