TGS22

いよいよ地上躯体のコンクリート打設。朝から定例会議があったので、午後から現場を覗いてみました。やはり現場におけるメインイベントだけあって、活気と緊張感に満ち溢れています。良いですね、仕事してるぜ！って感じがします。いつも思うことですが、自分にできないことをやってくれる職人さんのかっこいいこと。中でもダントツでかっこいいのが左官屋さんです。そろそろかな？という頃合いを見計らって颯爽と登場すると、見事な手つきでコンクリートを撫で付けて行きます。黙々と作業を進める様を見ていると、決して真似のできない孤高の美学みたいなものを感じます。それに比べて設計事務所の人間は、細かいことをうだうだ言ってばかりで、あまり好きになれません。それぞれ立場というものがあるので仕方がないのですが、現場へ出ると、自分ってかっこ悪いなあと思います。たまに設計事務所の人間を「先生」と呼ぶ人がいますが、あれは完全にバカにしてますよね。だから自分が言われた時はこう言い返します。今度言ったら罰金だからね。