明治安田生命Jリーグ・ディビジョン1 第18節
2018年7月29日(土)19:00キックオフ
エディオンスタジアム広島(DAZN)
サンフレッチェ広島 1 - 4 浦和レッズ
どちらにとっても因縁の相手であることに変わりはない。しかし、浦和はオリヴェイラ監督、広島は城福監督の体制となって、選手もシステムもすっかり様変わりしてしまった。かつてのような完全なるミラーゲームというのは、もはや存在しない。いつまでも変わることなく生き続けるのは、次から次へと選手を抜かれた広島の怨念のみである。
興梠
ファブリシオ 武藤
宇賀神 橋岡
青木 柏木
槙野 マウリシオ 岩波
西川
ゴールが決まる時というのは、もちろんそれなりの理由がある。1点目は興梠の動き出し、2点目は宇賀神のクロス、3点目は柏木君のカウンター、4点目はファブリシオの個人技。特に1点目のゴールが素晴らしかった。パスの出し手と受け手の共通認識とタイミングが全て。相手DFが一瞬止まってしまったかのような時間の創出は、やはり唸るしかないのである。
李 ファブリシオ
宇賀神 橋岡
青木
阿部 森脇
槙野 マウリシオ 岩波
西川
阿部ちゃんを入れて柏木君をひとつ前へ送る。次に李を入れて前線を活性化する。最後のピースは以外にも森脇で、3ボランチで守備を堅める。シナリオ通りに締めくくったところは評価できる。首位の広島に土を付けたところも評価できる。少しづつ馴染み始めた新加入選手との融合によって、まだまだ進化と成長の余地は残されていような気がした。