Jリーグ・ディビジョン2 第41節
2015年11月14日(土)12:00キックオフ
レベルファイブ スタジアム(SKY)
アビスパ福岡 1 - 0 愛媛FC
J2も残り2試合。今年は例年以上に混戦が続いていて、J1昇格争いも最後まで目が離せない。そんな渦中の2チームの対戦とあって、レベルファイブスタジアムの熱気が、画面からも伝わって来るようだ。やはりホーム福岡の方が勢いがあるように見える。特に右サイドの中村北斗の動きが目立っているなあと思っていたら、先制点を決めてしまった。1万5千人を越える観衆の後押しもあって、その1点を守り切って、福岡が勝点3を掴み取った。
福岡には堤俊輔と濱田水輝、そして愛媛には小島秀仁がいる。浦和のサポーターにとっては、いずれも思い入れの強い選手達である。もし浦和がお金持ちではなかったら、もし浦和の監督がミシャではなかったら、この3人が浦和の主力として、埼玉スタジアムのピッチに立っていたかも知れない。しかし、浦和に彼らのポジションはなかった。選手とクラブの関係は、みんなが望むようにはいかないものなのだ。それが現実である。
先日、プロ生活31年目となる契約更新をしたカズを除けば、サッカー選手として活躍できる時期はとても短い。プロとしては、少しでも長くピッチに立ってプレーをすべきだろうと思う。堤も濱田も小島も、みんなクラブのJ1昇格のために頑張っている。そういう姿を見るのは、浦和サポーターとしても嬉しい。でも、彼らの赤いユニフォーム姿を思い出すと、ちょっと寂しいなあとも思う。
ちなみに、福岡の井原監督は、浦和でその現役生活を終えた。かつて浦和の赤いユニフォームを着た仲間には、本当に頑張って欲しい。
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