Ｌ１浦和ｖｓＴＡＳＡＫＩ（鴻巣）

なでしこリーグ・ディビジョン１　第５節
２００７年５月２０日（日）１３：００キックオフ
鴻巣市立陸上競技場
浦和レッズレディース　０－１　ＴＡＳＡＫＩペルーレＦＣ

天気の良い日曜日の朝にやることといえば、もちろん洗濯である。ついでに部屋の掃除も済ませる。料理以外の家事はほぼ完璧かもしれない。そんな結婚できない男は、一路鴻巣陸上競技場へ。鴻巣は初めてである。大宮から高崎線に乗って、結構遠いんだよね。しかしそんなことは言ってられない。何しろここまで全勝のＴＡＳＡＫＩとの首位決戦。今日勝てば再び単独首位に返り咲きという大一番。そりゃあ力も入るというものだ。

ああ、なるほどこういうところなのね。東松山と同様に芝生席。傾斜が緩いので目線がほぼピッチレベル。上から見下ろすスタジアムに慣れてしまっているため、なかなかしんどいものがある。有料試合ではあるけれど、周辺はネットフェンスだってりして、無料でも十分楽しめそうなゆるい感じがのどかでよい。まあ、初めて来る場所というのは、いろいろと楽しめるものだ。

そんなのんびりムードの中で始まったゲームは、のんびりなんてしてられない。ホーム浦和が序盤から攻め込む。今日は安藤を１．５列目に上げて、木原が中盤右で初先発。柳田、庭田がボランチで並ぶ。しかし少々攻め急ぎすぎのようだ。どうも中盤にタメが足りないような気がする。風上に立つ影響もあって前線へ入れるボールが流されてしまう。

そして後半、ＴＡＳＡＫＩの大谷に先制点を決められるとベンチが動く。保坂と窪田を投入にて反撃開始。これで攻めに勢いが出た。しかし決定的なチャンスを何度か作り出すが、ゴールはなかなか決まらない。さすがＴＡＳＡＫＩの守備は堅かった。そして、こういう崩れないチームというのは強い。２点目３点目を取らなくても、１点を守り切って勝ってしまう。

それにしても、浦和の中盤が固まらない。それが意図的なものなのかはわからないが、まだ攻めの形が見えてこない。トップの北本にボールがなかなか入らないのが気になるところ。ストライカーを活かすには、中盤のバランスが不可欠であると思うのだが。

次回ホームゲームは１ヵ月後、またここ鴻巣で。相手はいよいよ登場ベレーザ。ここで負けるようだとＴＡＳＡＫＩの独走が始まりかねない。大切な試合はまだまだ続く。

　　　

言葉では伝わらない気持ち

前半を１－１で終えたところでＴＶのスイッチを切った。鬼門の豊田スタジアムで悪くはない試合展開である。後半の勝ち越しを信じて麻布十番へ向かう。土曜日だというのにスーツを着込んでネクタイを締めて。そう、今日は会社の同僚の結婚式に招待されていたのだ。

自分は結婚できないくせに、他人の結婚式にはよく出席する。その度に、結婚というものについて考える。結婚なんて誰でもいつかはするものだと思っていた。でも最近ようやくわかってきた。結婚できない人もいるのだということに。だから、自分にできないことができる人に対しては、もう無条件で尊敬してしまう。自分よりずっと年下なのに立派な大人だなあと。

私も友人の結婚式では、余興の台本を書いたり、２次会の幹事をやったりしているので、そういうことをするのにどれだけの労力がかかるのかはよくわかる。会社の同僚たちが新郎新婦のために一生懸命やっている姿を見ると、この会社もなかなか捨てたものではないように思えてきた。なんだ結構いい会社じゃないか。そして、そういう場所に自分も居られることがとてもうれしかった。本当に、招待してくれてありがとうね。

そういうみんなの気持ちを一番感じていたのは、もちろん新郎であったことは間違いない。彼は最後の挨拶で言葉を詰まらせた。それは、言葉では伝わらない気持ちがみんなに伝わった瞬間だった。とてもよい結婚式だった。

改めまして、ご結婚おめでとうございます。

最高得票選手

ＪＯＭＯオールスターサッカーのサポーター投票途中結果が発表された。なんとなんと、第３回時点での最高得票選手は、川崎フロンターレの中村憲剛である。ちなみに川崎の選手は、ＧＫでは川島永嗣がトップだし、ＤＦでは伊藤宏樹、箕輪義信、ＦＷでは我那覇和樹、ジュニーニョがそれぞれトップ１０入りしている。ＡＣＬ決勝トーナメント進出も決めて、その強さと人気は本物だ。

私が川崎フロンターレに入れ込んでいたのは、２００３年から２００４年にかけてである。ちょうど今のレギュラーメンバーが台頭し始めてきて、やっているサッカーも、当時の石崎監督（現柏レイソル監督）がベースを完成させて、関塚監督が開花させた頃だ。Ｊ２ではあったけど、見ていてワクワクする楽しいサッカーだった。Ｊ１昇格は、ある意味当然の結果だったと言える。ただ誤算だったのは、Ｊ１優勝争いに加わるほどになってしまったこと。そして、浦和のホーム不敗神話を止めてしまったこと。オイオイちょっとやりすぎだよ。おかげでもう応援することができなくなってしまった。

そんな川崎フロンターレの貴重な写真が、２００４年９月２５日の記事にある。Ｊ１昇格目前の中村憲剛と伊藤宏樹。二人とも出場停止だったため、試合前のサイン会にやって来たのだ。等々力のバックスタンドだよ。今となっては考えられない光景。チェッ、並んででもサインもらっておけばよかった。

ｔｏｔｏ２７８

過去最高１日で９億３０００万円を売り上げたＢＩＧを尻目に、相変わらずｍｉｎｉで勝負するという、ブレない姿勢は実に男らしい。と、自画自賛しておく。浦和は鬼門のアウェーで名古屋戦。ここがいちばん心配。　【ＰＳ】１７日に売り上げ１４億円を超えて記録更新したそうだ。

Ａ組ダブル。

１　Ｇ大阪×柏　　　１
２　　新潟×鹿島　　２
３　名古屋×浦和　　２
４　　大宮×横浜Ｃ　２
５　　千葉×広島　　１２

Ｂ組ダブル。

１　　大分×川崎　　２
２　　甲府×清水　　２
３　　磐田×神戸　　１
４　横浜Ｍ×Ｆ東京　１２
５　　札幌×水戸　　１

いつも通り４００円の勝負。

【今シーズンの成績】
０勝２８敗　＋￥０－￥５６００＝－￥５６００

鎌倉の旅へ。

なぜか、３年に１回くらいの割合で江ノ電に乗りたくなるんですわ。で、本当に乗りに行きます。大体が夏ですね。夏の暑い日。湘南ビーチＦＭを聴きながら。藤沢駅から乗って、鎌倉高校前駅で途中下車して、ホームで海を見て、かなりベタですけどね。そして、鎌倉駅に着くという。海のないところに住んでいるので、たまに行くとすごく新鮮ですよね。ああ、こういう生活もあるんだなあと。鎌倉に住んで、湘南ベルマーレを応援するというのも悪くなさそうですよね。横浜は嫌いだけど、鎌倉は嫌いじゃないです。

４００円を握り締めて

あ～あ、壊れちゃったよ。くじの販売・払戻システム。おかげでｔｏｔｏ発売休止である。近年、売上低下を挽回すべくあらゆる手を打ってきたが、どれも決定打には至らず、いよいよやけっぱちかと思われたＢＩＧが、文字通り大当たりをしたまではよかったのだが。確か売上低下でシステムも規模縮小していたはずである。まさかそれがあだとなるとは、世の中うまくいかないものだ。しかし、そんな時流に乗ることもなく、地道にちまちまと ｍｉｎｉ を愛好している者にとってはいい迷惑である。一刻も早いシステム復旧を願うしかない。今週末の投資額４００円を握り締めて。

本音を言わないところに意義がある

ちょうどこの ｆｏｏｔｂａｌｌ ｓｍｉｌｅ を書き始めた頃は頻繁に九州に通っていた。その九州のプロジェクトが、ようやく形になってきた。まだまだ半分を超えたところだが、今回のメインとなる建物が完成した。というわけで、珍しく仕事の話である。つくづく建築という行為は時間と労力がかかるものだと思う。

例えば、建物が正常な状態を１００とする。改修を必要とする建物は、仕上の劣化や設備の故障などを差し引いて８０くらいになっていることが多い。そこからさらに問題を抱えている部分や変更を要する部分を撤去していくと、結局残りは３０くらいということになる。この３０に構造的な補強（耐震補強）を施して建物を再生するのが、最近流行のリノベーションというものだ。しかしこれがなかなか厄介なものである。

クリエーターと呼ばれる人たちがよくこんなことを言っている。「１から１００にするのは何とかなる。０から１を生み出すのが大変なんだ」。それは確かにその通りだと思う。でも「１００から８０になったものを３０にして、さらにちがう１００にする」というのも結構大変なのだ。

基本的に構造体には手を付けられない。ということは、どんなにバランスの悪いプロポーションであっても、どうにかごまかしつつそいつを使わなければならない。おまけに設備の配線配管は、新たなルートを模索すべく柱をよけて梁下をくぐりと大騒ぎである。そうこうしているうちに、耐震ブレースがドーンと登場する。見てくれも何もあったものではない。非常にめんどくさい上に、デザインの自由度はかなり低い。いっそのこと全部壊して新しく建てた方がいいのに。という本音を言わないところに意義があるというのも厄介な話だ。

初めて見た人にとっては、何てことはない普通の建物かもしれない。逆に、ところどころおかしな部分があったりする。言い訳をするのも何ですが、そこはもうどうしようもなかったんですよ。でも、以前にこの建物を使っていた人は、みんな一様に驚いている。へえ、こんなに変わるものなんですねえ。わかってくれる人はわかってくれる。そんなマニアックなところが、実はやみつきになる秘密であったりする。

普段はまったく気にかけていなかったくせに、けがをしたり病気になったりすると、健康であることの大切さを実感する。そして、薬を飲んだり、治療をしたり、手術をしたり、リハビリをしたり、普通に戻ることが案外難しいことが身にしみてわかる。でもそういうことは、実際に経験したことのない人にはわかりにくいものである。建物だって同じことが言える。そういうことがわかる設計者になれたらいいなあと思う。

　　　

ｔｏｔｏ２７７

前回はサボってしまった。そして、今回も締切ギリギリでネット購入。というわけで、あまり考えていません。あ、考えていないのはいつもと一緒か。何はさておき首位決戦ですな。

Ａ組ダブル。

１　　広島×横浜Ｃ　１
２　　清水×新潟　　１
３　　　柏×大分　　１
４　　鹿島×磐田　　１２
５　Ｆ東京×千葉　　２　　

Ｂ組ダブル。

１　横浜Ｍ×名古屋　１２
２　　甲府×川崎　　２
３　　神戸×大宮　　１
４　　浦和×Ｇ大阪　１
５　　福岡×京都　　１

いつも通り４００円の勝負。

【今シーズンの成績】
０勝２６敗　＋￥０－￥５２００＝－￥５２００

九州３５

久しぶりの九州、鹿児島空港から。

鹿児島に来るといつも思うのだが、日本列島って長いのね。日出、日没の時間差に驚く。鹿児島は、１８時過ぎなのにまだ普通に明るいし、１９時過ぎてようやく夕方気分。東京ではここ数日暑い日が続いていたので、鹿児島はさぞかし暑いだろうと覚悟してきたのだが、意外とそうでもなかった。まあそれでも日中は軽く２５℃を超えていたようだけど。

現場もようやく３期工事が完成。今回のプロジェクトではメインの建物だったが、まあよくできていた。金をかけられず、仕上げを全て簡略化したのがかえってよかった。ただの白い箱。ルーバーをかけた中庭も、くっきりその影を落としてイメージ通りだった。そのうち改めて特集をアップしよう。

というわけで、これから搭乗。

憤慨と感銘

浦和レッズのホームページに信じられないようなニュースが出ていた。「日本代表応援広告での写真改変について」というものだ。さすがにこれには憤慨した。浦和レッズにとって「赤」という色がどれほどの意味を持っているのか？写真改変を容認した人達には、まったく理解できないのだろうか？サムライブルーには、レッズの赤を改変したプライドしかないのだろうか？それは、日本代表に対してもあまりに失礼な話だ。

いつもながら、こうした問題に真っ向から立ち向かうクラブの姿勢には感銘を受ける。クラブにとって何が大切なことなのかをきちんと理解していると思う。だから、J２へ降格しても選手は出て行かない。スポンサーが撤退したってクラブは消滅しない。ましてや、ホームタウン移転なんてばかげたことは絶対に起こらない。サポーターだってそういうクラブに対して誇りをもっているのだ。浦和レッズのプライドは、みんなで守らなければならない。