ヘッダーデザイン３

モノクロを使いたい！というアイデアが突然思いついたので、早々にヘッダーデザインをチェンジ。２００７年５月３日、ジェフ戦後に撮影した埼玉スタジアム。この日はＳＡ席での観戦だったため、メインスタンドのゲートからバックスタンドを臨んでいる。このゲートをくぐると、そこには大観衆に囲まれた深緑のグラウンドが広がっている。その瞬間は、まさに至福の時。日常は完全にどこかへ飛んで行ってしまう。みんなもスタジアムへおいでよ。

家日和

奥田英朗 集英社

「レコードプレーヤーだけ在庫があったので持ち帰ることができた。あとは最短で火曜日の午前中に届く。何か理由をつけて午後出勤にすることに決めた。週末まで待ちきれないのだ。猛然とレコードが聴きたくなり、家に帰ることにした。ポリスの『シンクロニシティ』を、何年ぶりかでターンテーブルに載せるのだ。」

という本を読みました。「華麗なる一族（中）」を読む前の小休止（笑）。自分も家にいるのが好きです。そろそろ広い部屋に引っ越したいなあと思っています。ちなみに、１００％マンション派。あの画一的な雰囲気がたまらなく好きです。

Ｌ１浦和ｖｓＩＮＡＣ（駒場）

なでしこリーグ・ディビジョン１　第３節
２００７年５月６日（土）１２：００キックオフ
駒場スタジアム
浦和レッズレディース　２－１　ＩＮＡＣレオネッサ

天気予報の通り、ＧＷ最後の日曜日は昨日までの晴天から一転、朝から雨が降っていた。埼玉スタジアムならまだしも、駒場スタジアムで雨の中の観戦はいささかしんどい。しかし、そうは言ってもあきらめる気はさらさらなかったけど。というわけで、いつものように武蔵野線に乗って荒川を越える。北浦和駅からはもちろん徒歩。

試合が始まると雨脚が激しくなる。今日の中盤は柳田が前、庭田が後、左に高橋、右に安藤。しかしここでのパス回しはあまり見られない。ピッチ状態が悪いからなのか、前線へ蹴り込む場面が多い。これではなかなかチャンスがつくれない。相手にはね返されて、逆にＩＮＡＣのカウンターを受ける。新潟にもカウンターでやられたが、ＩＮＡＣの方がスピードで上回るようだ。危ない場面を何とか逃れただけで、特に見せ場のないまま前半終了。

後半早々に先制点を奪われると、試合は少しずつ動き出す。サッカーの試合は９０分間。攻撃の時間もあれば守備の時間もある。得点を決める時もあれば、失点を喰らう時もある。攻めているようで実は流れは相手が握っていた、なんてこともある。いかに試合の流れを自分たちへ引き寄せられるか。手遅れにならないうちに永井監督が動く。庭田に代えて松田を、さらに西口に代えて岩倉を投入。明らかにサイド攻撃を意識した選手交代。しかし、この選手交代でポイントになったのは、実は高橋であったように思う。チーム全体の反撃ムードが高まるなかで、ボランチに下がった高橋は、虎視眈々とチャンスをうかがっていた。その落ち着いたボールさばきは、さすがベテランの仕事である。前へ前へと急ぐチームを適切な方向へと導く。残り３分。松田が同点とすると、その傾向は益々加速する。そしてロスタイム、まさかのオウンゴールがネットを揺らした。

「最後まであきらめない」

それは試合に臨む姿勢としてしごく正しい。ただ、それを実行することはかなり難しいし、例え実行できたとしても、それが必ずしも結果となって現れるわけではない。現実はそんなに甘くはないのだ。しかし、だからといって姿勢を崩しては何にもならない。何も得られない。結果が出ようが出まいが、常にその姿勢を崩さないことが大切なのである。選手もサポーターも最後まであきらめない。すると、極まれに信じられないような結末がやってくるときがある。この試合のように。正直言って、まさか逆転するとは思っていなかった。同点に追いついたところで十分だと満足してしまった。そうか、自分は信じてあげられていなかったのだなあ、と反省。内容はともかく、今日の試合は、今のところ今年見た全ての試合のベストマッチだった。鳥肌立った。

今日は残念ながら途中交代でしたが、一昨年の安藤梢、昨年の北本綾子に続いて、今シーズン ｆｏｏｔｂａｌｌ ｓｍｉｌｅ の一押しは庭田亜樹子です。次節また頑張ってください。

恋する建築

先週録画しておいた情熱大陸をようやく見た。建築家・中村拓志、３３歳。「だんだん女性的になってきた」というコメントが印象的だった。建築家には、相手を想う繊細さが必要らしい。それはその通りだと思う。考え方も話し方も、とてもソフトな人で好感が持てた。もはや、都庁に恋する人はいないのだろう。

ｔｏｔｏ２７５

いよいよＧＷラストゲーム。もちろん、さいたまダービーかと思いきや、日曜日は駒場スタジアムでなでしこリーグ観戦予定。今年のレッズレディースは強いぞ！

Ａ組ダブル。

１　横浜Ｃ×神戸　　２
２　　大分×広島　　１２
３　Ｇ大阪×清水　　１
４　　大宮×浦和　　２
５　　川崎×Ｆ東京　１　　

Ｂ組ダブル。

１　　新潟×甲府　　１
２　　鹿島×横浜Ｍ　２
３　　磐田×名古屋　１２
４　　京都×東京Ｖ　１
５　　湘南×草津　　１

いつも通り４００円の勝負。

【今シーズンの成績】
０勝２４敗　＋￥０－￥４８００＝－￥４８００

Ｊ１浦和ｖｓ千葉（埼玉）

Ｊリーグ・ディビジョン１　第９節
２００７年５月３日（木）１４：００キックオフ
埼玉スタジアム２００２
浦和レッズ　１－１　ジェフ千葉

チケットは前売完売。今シーズン最多の５７，４４０人が集まった埼玉スタジアムは、ブーイングに始まってブーイングに終わった。始めのブーイングは千葉サポーターから、赤いユニフォームを着た阿部勇樹へ向けられたもの。確かに、その気持ちは痛いほどよくわかる。青いユニフォームを着た山瀬を見た時のことを思い出す。黄色いユニフォームを着た暢久を想像してゾッとする。そして、終わりのブーイングは浦和サポーターから、１人少ない相手に引分けに持ち込まれてしまった浦和の選手たちへ向けられたもの。

勝たなければならな試合だったけど、まあこういうこともあるのがサッカーの面白いところだ。そう考えることにする。こんなことを言うとブーイングを受けそうだが、試合自体はとても楽しめた。阿部ちゃんの古巣との対戦ということもあって、試合前からワクワクしていたし、スタジアムのムードも最高だった。

決して調子が良いとは言えないチーム状態ながら、やはり千葉のサッカーは興味深いものがある。佐藤、下村のボランチが利いている。そして誰よりも関心を惹いたのは、右サイドの水野。なるほどＵ－２３で活躍しているだけあって、千葉の中でもひときわ目立っていた。坪井とのマッチアップは、この試合一番の見どころだったかもしれない。水野がかわす時もあれば、坪井が止める時もある。どちらもスピードを持っているだけあって、スリリングな攻防が展開されていた。

その水野を股抜でかわした啓太のアシストから先制点が決まった時は、今日は大丈夫だろうと思ってしまった。後半早々に相手が１０人になると、これで勝負があったと思ってしまった。しかし、決定機を外しまくっているうちに同点に追いつかれて、そのまま逃げ切られてしまった。う～ん、これはどういうことなのか？確かに長谷部のできが悪かったということもあるが、どうも全体的にポジションがあいまいなのが気になった。意図的なことなのか、左サイドが空いている。暢久がＤＦなのかＭＦなのかはよいとして、啓太、阿部、長谷部の３ボランチが上手く噛み合っていないような印象を受けた。いくらポンテがすごいとはいえ、もう少しフォローしてあげなくちゃ。

過密日程が続くため、選手の使い方、システムはなかなか固定できない。仕方がないとは思うが、形が完成されていないのも確かではないか。ホーム不敗神話の再スタートは、今日、引分から始まった。

ｔｏｔｏ２７４

注目すべきは、やはり浦和×千葉。阿部勇樹、古巣との対戦となればそりゃあ盛り上るわけだ。さあ、前回ホーム無敗記録が潰えた埼玉スタジアムで再出発！明日は珍しくＳＡ席。ちなみに、チケットは完売。

Ａ組ダブル。

１　　浦和×千葉　　１
２　Ｆ東京×鹿島　　２
３　名古屋×大分　　１
４　　神戸×Ｇ大阪　２
５　　広島×大宮　　１２

Ｂ組ダブル。

１　　甲府×横浜Ｃ　１
２　　　柏×新潟　　１
３　横浜Ｍ×川崎　　２
４　　清水×磐田　　１２
５　　山形×鳥栖　　１

いつも通り４００円の勝負。

【今シーズンの成績】
０勝２２敗　＋￥０－￥４４００＝－￥４４００

坊っちゃん入るべからず・・・南四丁目発諸国漫遊記

お知らせ。気がついたら、もう新しい旅が始まっていました。シアトルから帰ってきたあの人、「漂流」の次は「漫遊」だそうです。ブックマーク変えておきました。上京するときは連絡ください。それにしても、長いタイトルだなあ。

坊っちゃん入るべからず・・・南四丁目発諸国漫遊記