Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

リアルト橋(Ponte di Rialto)

2007-02-09 22:58:18 | ☆イタリア 記憶の風景


 大運河をまたぐ最大の橋がリアルト橋です。
 この橋の上にもお店が並び、
 橋の袂にもカフェやリストランテがずらり。

 いくつものテーブルが並び、大勢の人たちが憩います。

 じっとしていると、まだ寒い3月。
 お日様が恋しいのか、太陽がとても好きなのか、
 橋の袂の日当たりのいいところは、水際に沢山人がいて、
 お茶を飲んだりしています。

 まるで小鳥のひなたぼっこのよう。piyo
 みんな、ゆったり 運河のほうに体を向けています。


 


 友人のおすすめのリストランテは橋の反対側にありました。

 日が当たっていないので、水際のテーブルはガラガラ。
 でもここからの運河の眺めは静かで落ち着きます。

 お茶の時間をここで過ごした私たちでしたが、コートを着たまま。

 でも夏なら、
 この影を求めてこちら側が賑わうのかしらね。
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カ・ドーロ (Ca,d’Oro)

2007-02-08 22:35:14 | ☆イタリア 記憶の風景


 黄金宮殿という意味の「カ・ドーロ」。
 大運河に面したファサードが、かつては金色に装飾されて輝いていたそうです。
 今はこちらのように、白く輝き、ひときわ美しいのですが、内部からの眺めも素敵。

 この建物を目指して、バポレットをカ・ドーロで降りているのに、
 入り口がわからないでうろうろしましたが、
「フランケッティー美術館」という名前で、入り口もこじんまりしています。

 受付から階段を上がると、吸い込まれるようにバルコニーへと・・・。
 そこからの大運河の眺めはもちろんですが、バルコニーのアーチが影を作り
 レース模様のように床を照らしているのにうっとり。
 何枚もその影の写真を撮りました。

 ブックショップの若き女性は 日本が大好きだそうで、
 日本の映画ではタケシ・北野の「座頭市」を絶賛していました。
 (すみません、私は見ていないので、よくわかりません。)

 
  


  運河の眺めは、このバルコニーからだけのものではありません。
 うっかり、見忘れてしまうような、運河から船で直接入る水際にもあります。
 きっと、ここは 見逃す人がいるのではないでしょうか。

 ここの床の美しさをテレビで陣内秀信さんが語っていたことを思い出さなければ
 私たちも気がつかないで出てしまったかもしれません。

 その番組で陣内氏は
 「Veneziaに行ったら、まず カ・ドーロから見るといいですよ」
 と、熱く語っておられました。

 


 

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魚市場(pescheria)辺り

2007-02-07 21:43:37 | ☆イタリア 記憶の風景



        ・・・・・VENEZIA・・・・・


 昨日、魚市場に近いリストランテをご紹介しました。
 今日は、その魚市場を運河の向かい側から見たところです。

 滞在中、この大運河(カナルグランデ)を何度通ったことでしょう。

 でも最初の日は雨でした。

 次の日からは素晴らしい天気がずっと続きましたが、
 やはりVeneziaにはこんな晴天が似合うと思います。

 海の青、空の青、そして色とりどりの建物が
 自分の中で、何枚もの絵になる瞬間。

 魚市場を見下ろしているこの場所は、一番行きたかったカ・ドーロです。

 



 建物のすぐ下にバポレットの停留所がありますが、向かいの魚市場まで
 トラゲットもあります。
 この次は トラゲットにも乗ってみたいな。
 でも、立って乗るのはちょっと怖い気がしますが・・・。

 明日は、カ・ドーロをご紹介します。
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Veneziaの鰻料理

2007-02-06 22:18:28 | ☆イタリア 記憶の風景
       


      ・・・・・VENEZIA・・・・・ 


 今日もテレビでVeneziaが・・・


 その番組で リアルトの魚市場が映りました。fishfishfish

 私たちが行ったときは、お昼を過ぎていたからか、
 魚市場は もう片付けられていたけれど
 ここを訪ねてきたのは、おひるごはんを食べるためでした。
 イタリア語のクラスメイトのグルメ大臣から聞いていた
 「鰻料理」の美味しいお店をめざして。

 Veneziaに来る前に、地図を見ながら聞きました。
 「リアルト橋を魚市場にむかって行くとね・・・」
 「魚市場ってすぐわかる?」
 「大丈夫、すぐわかる。だって魚の匂いしてくるから」

 そして、そのとおり 市場は終わっていても匂いはちゃんと残っていました。
 そのそばにあるリストランテ[Poste Becie」は、元郵便局だったとか。

        

 暖炉があって、窓から陽がさして 落ち着いた雰囲気です。
 鰻は炭火焼きでした。
 一人前だけ注文して正解!
 これは 日本人には多すぎます。おいしいけれど・・・
 (それにその前にアンティパストやイカ墨のパスタも食べたのですから。)

        

 日本の蒲焼もいいけれど、これは本当においしかったです。
 さすが 我がクラスメイトはお目が高い!

 おいしかったから、夜も来ようか~なんて言ってた私たちですが、
 とてもムリ。
 Veneziaでは ほとんど一日2食でした。

 あ~あ、この教訓が マントヴァで生かせなかったとは・・・

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育て!にんじん。

2007-02-05 21:28:48 | ☆素敵なこと


 お正月に使った金時人参の残りから、あざやかな葉っぱが顔をだしたのは
 何週間も前。

 かわいい、小さい葉っぱだったのが、いつのまにか こんなに育ちました。   futaba

 あまり、陽も当たらない台所なのに・・・sun

 そういえば、この人参。
 畑で野菜を作っている親戚のお家からのおすそ分けでした。
 元は 由緒正しき畑出身だったのです。

 我が家の水道水と、窓越しの太陽だけで ごめんね。

 がんばれ! Forza carota!animal1
 
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