このテロ等準備罪?共謀罪?って、アメリカとかオーストラリアとか、軍事的同盟の方を向いて作られたものなのかなあ、と思う。
長期的にはアメリカの存在感が希薄になるであろう極東は、中国の支配下に置かれていくことになる可能性が高い。それが実現してしまえば、日本は今までアメリカの動きを忖度していた姿勢を変えて、中国の意向を中心に考えるようになるのかもしれない。だがそれは10年単位の未来のことで、実際にどうなるかは神のみぞ知る、だ。
で、もちろん今の時点で日本がすぐに中国の軍事的圈域に自ら進んで参加するわけにはいかない以上、しばらくはアメリカと、そして中期的にはアメリカ以外と組んで極東のバランスを取らなくてはならない。
そうなると、アメリカの諜報網に連結するためには、それに近いシステムを作る必要があり、だからそのための前提として 「準備」を罪に問える法律整備がある、ということなのではないか。
加えて、大臣は法務大臣も防衛大臣もよく分かっていない人を当てているのは、その方が実はやりやすいと考えているからじゃないか、とすら思えてくる。
さらに言えば、日本固有の重要事項として存在するのは、もちろん朝鮮半島有事とそれにともなう軍事的なテロだろう。
戦時中に苛烈な弾圧を受けた創価学会が母体の公明党がここまで唯々諾々と現状を傍観しているこの態度は、対外的な軍事事情を想定しないと、到底理解できない。
さて、問題はここからだ。
上記のようなことだけを想定している人はきっと、取り越し苦労だよ、と笑うのかもしれない。私の周囲にも 「感心ないよ、私は関係ないし」というオーラを出している人は多い。まあ、生活すると言うことは善し悪し以前にそういうものだろう、ということも分かる。
けれど、私はこの法律が成立したら日本はかなり 「変質」してしまうと思う。
この手の法律はいったん成立してしまったら、為政者にとってこんな便利な法律はない。それが誰であっても(左翼だろうが右翼だろうが中道だろうが)、二度と手放せるとは到底思えない。
だからこの法律は天下の悪法なわけだ。
ジル・ドゥルーズが『アヴェセデール』で、
左翼とは、遠くのことを思考するということだ。だから政権を取り、権力を持った左翼というものは存在しない、というような意味のことを語っていたのを思い出す。
権力を握ると、遠くにいるもの(弱者やマイノリティ)ことを考えられなくなる。権力の側からしか思考できなくなる、という指摘だろう。
共謀罪、成立するのかな。
ぜっっったい反対、だけどね。
長期的にはアメリカの存在感が希薄になるであろう極東は、中国の支配下に置かれていくことになる可能性が高い。それが実現してしまえば、日本は今までアメリカの動きを忖度していた姿勢を変えて、中国の意向を中心に考えるようになるのかもしれない。だがそれは10年単位の未来のことで、実際にどうなるかは神のみぞ知る、だ。
で、もちろん今の時点で日本がすぐに中国の軍事的圈域に自ら進んで参加するわけにはいかない以上、しばらくはアメリカと、そして中期的にはアメリカ以外と組んで極東のバランスを取らなくてはならない。
そうなると、アメリカの諜報網に連結するためには、それに近いシステムを作る必要があり、だからそのための前提として 「準備」を罪に問える法律整備がある、ということなのではないか。
加えて、大臣は法務大臣も防衛大臣もよく分かっていない人を当てているのは、その方が実はやりやすいと考えているからじゃないか、とすら思えてくる。
さらに言えば、日本固有の重要事項として存在するのは、もちろん朝鮮半島有事とそれにともなう軍事的なテロだろう。
戦時中に苛烈な弾圧を受けた創価学会が母体の公明党がここまで唯々諾々と現状を傍観しているこの態度は、対外的な軍事事情を想定しないと、到底理解できない。
さて、問題はここからだ。
上記のようなことだけを想定している人はきっと、取り越し苦労だよ、と笑うのかもしれない。私の周囲にも 「感心ないよ、私は関係ないし」というオーラを出している人は多い。まあ、生活すると言うことは善し悪し以前にそういうものだろう、ということも分かる。
けれど、私はこの法律が成立したら日本はかなり 「変質」してしまうと思う。
この手の法律はいったん成立してしまったら、為政者にとってこんな便利な法律はない。それが誰であっても(左翼だろうが右翼だろうが中道だろうが)、二度と手放せるとは到底思えない。
だからこの法律は天下の悪法なわけだ。
ジル・ドゥルーズが『アヴェセデール』で、
左翼とは、遠くのことを思考するということだ。だから政権を取り、権力を持った左翼というものは存在しない、というような意味のことを語っていたのを思い出す。
権力を握ると、遠くにいるもの(弱者やマイノリティ)ことを考えられなくなる。権力の側からしか思考できなくなる、という指摘だろう。
共謀罪、成立するのかな。
ぜっっったい反対、だけどね。