龍の尾亭<survivalではなくlive>版

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入院体験記(5)こんな時に読む本は

2010年08月17日 15時24分24秒 | インポート
iPhone4が頼みの綱、といってもいい俄か隠遁生活だが、読みさしの本は沢山持ってきた。
それを片っ端から読めばいいようなものだが、なかなか
そうもいかない。
昨日から今日にかけては、ツイッターを登録していじってみた。
まず、誰のつぶやきをフォローしたらいいのかわからない。
だれもフォローしていないのに、ただ虚空にツイートする元気もない。
この寄る辺なさはなかなかのものだ。勘所がわからない、というのはなんでも最初こんなものだろう。
次第にいろんな有名人をフォローしていくと、お互いにリツィートしたものがタイムライン上に現れ、結局友達の友達、的に興味関心のあるつぶやきて同士がつながっていくみたいなことなのかな。

ちょっと世間探訪しました。

でも、こういう時間の使い方はなかなかできないなあ。ネット上の、しかもリアルタイムで動いていることについては可能性を感じるけど、自分はどうなんだろう、と思うと、もう少しゆっくりした時間軸でことばを扱うのだろうな、と思った。
もう少し、沈黙の中にせっかくいるのだから、わざわざネット上の喧騒の中に今出ていかなくてもいい、ということか。

で、読み始めたのが
『草枕』(夏目漱石)。

実にぴったりとくる(^_^)
もう一つは
『あんじゅう』(宮部みゆき)
江戸とか明治に留学するのが、プチ隠遁には相応しいようだ。
にしてもiPhoneで読む青空文庫は、便利この上ない。
著作権の切れた古典が、自由に読める。特に漱石は本当に助かります。
というわけで、iPhoneと漱石と、宮部みゆきに助けられそうです。




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