平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

晩秋をむかえ

2008-10-19 20:02:58 | 花・ガーデニング
そろそろ晩秋を迎えんとする今日この頃。
突然襲われたように感じた寒さに布団にしがみ付いて目覚めた今朝でありました。
枕草子に「すさまじきもの...」というくだりを想い起させましたねえ。
「冷まじ」と書くが「寒し」よりも迫力があるという。

「もうそろそろ、庭をなんとかしないとねえ」という昨日の奥さんの言葉に応え、昼過ぎから、庭をなんとかするため、重い腰を持ち上げつつ。

その前に、昨日家の庭及びの周辺で採集したものを花瓶に。

橙色のは、薔薇の実です。
あとは、この季節良く見かける草花たちです。

庭に出てまず私は、朝顔の種の採取に取り掛かる。
「お銀」「弥七」「団十郎」はすぐに取り終えたのに、この夏思うがままに咲き誇ってその蔓を伸ばし放題であった「飛猿」と「江戸紫」双方絡みに絡みあって、ブレイクするのに一苦労。
と、もたもたしているところに、奥さんの柄にもない(失礼!)悲鳴が聞こえ、駆けつけて見ると、巨大な青虫二匹。

葡萄の木に掛けていたネットにしがみ付く悠然たる様や如何...


もう一匹。
朝顔の種との比較でその大きさが知れようというものです。

こんな青虫がいるということが、我が家では庭に一切農薬の類を用いていない、明らかな証拠とも言えるのでしょうか。

この青虫くんたちをどうしたかって?
勿論、生かしたまま前の畑に移動させました。
つまりやっとの思いで放リ投げただけ、ということですぅ~。

まあこのような驚くべきことがいくつかありつつ、花壇の範囲を少しだけ広げ、買い置いた"ドウダンツツジ"を植えました。

3本植えたうちの1本です。

奥さんがまた声を張り上げ、駆け寄ること何度目か...

これは、木瓜の実ですね。
初めて見ました。

●青虫の地に落ちる音聞こえけり 楓山人