平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

続・今日はちょっといい日/半夏生ず

2009-07-02 16:56:08 | 季節のこと
今日二つ目の投稿です。
今日は半夏生。

**********wikioediaより**********
半夏生(はんげしょう)は雑節の一つで、半夏(烏柄杓)という薬草が生える頃。
ハンゲショウ(カタシログサ)という草の葉が名前の通り半分白くなって化粧しているようになるころとも云う。
七十二候の一つでもある「半夏生ず」(はんげしょうず)から作られた暦日で、かつては夏至から数えて11日目としていたが、現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっている。
毎年7月2日頃にあたる。

農家にとっては大事な節目の日であり、この日までに大まかな農作業を終え、この日から5日間は休みとする地方もある。
この日は天から毒気が降ると言われ、井戸に蓋をして毒気を防いだり、この日に採った野菜は食べてはいけないとされたりした。
また地方によってはハンゲという妖怪が徘徊するとされ、この時期に農作業を行う事に対する戒めともなっている。

関西ではこの日に蛸を、讃岐では饂飩を、福井県では大野市などで焼き鯖を食べる習慣がある。

この頃に降る雨を「半夏雨」(はんげあめ)といい、大雨になることが多い。******************************

成るほど、この数日来の雨は「半夏雨」な訳ですか...

今日、電気屋さんへの行き帰り、見かけた草花。

<アベリア>
吸葛(すいかずら)科
別名 「花園衝羽根空木」(はなぞのつくばねうつぎ)
公園などの生け垣によく使われ、日本関東以西では真夏の時期に花をつける在来植物が少ないため、この時期にはアベリアの花に多様なハチやチョウが吸蜜に集まるようです。


<風船蔓・白い花と緑の実>
無患子(むくろじ)科
秋の草花ですが、なんと早くも...

で、我が家にはカサブランカの赤い方が咲きました。

<レッドカサブランカ>
これ去年は7月6日の当ブログに載せましたがほぼ同じペースです。
今年もいっぱい咲いてくれそうです。
しばらくすると白い方も咲き始めると思います。


今日はちょっといい日

2009-07-02 14:36:49 | デジ散歩
このところ九州を中心に大雨が続いています。
南関東は主に夜から明け方にかけての降雨で、日中は雨が上がり曇り模様ではあります。
午前中は近くの大型電気店へと出かけました。
目的はステレオコンポ用の室内FMアンテナ購入と市場調査。
奥さんは疑いの目で「何のための調査?また玩具を増やすの」
冷たい視線をものともせず、市場調査...モバイルPCとBD記録装置の2件。
モバイルPCの売れ筋調査、BD装置は「私的録音録画補償金」として著作権料を課金する制度が先月22日からスタートしたのでその後の店舗での状況確認。

途中河川敷の脇の道を通ると、草叢に“ハグロトンボ”が群れてました。

<緑色の金属光沢の尾・・・雄>

<黒褐色の尾・・・雌>

はじめのうちクロアゲハ(カラスアゲハ)かと思いましたが、このハグロトンボは蝶のようにひらひらと舞うように羽ばたき、耳を澄ますと微かに翅が小さな音を立てるのが確認できます。
そしてこのトンボは近寄ると一瞬その場を離れても周辺から去ることもなく、割と人を怖がりません。
残念なことに持っていたデジカメのバッテリーがほとんどなかったので、群れている様子や羽ばたいている様子をムービーに撮ることが出来ませんでした。
これも日頃の心がけが悪い...!!
写真のように雌雄の違いは尾の色にあります。
何だか今日はちょっといい日のように思えました。
(タイトルはmagic-daysさんのをパクリ)


ハグロトンボは翅が黒いことからと思われそうですが、むかし婦人が歯を黒く染めた「お歯黒」に似た翅の色から「オハグロトンボ」と呼ぼれていたことに由来する。
また、歯を黒くすることを「鉄奬つけ(かねつけ)」といったので「カネツケトンボ」と呼ぶこともある。
ほかにもゴクラクトンボ、ホトケトンボ、カミサマトンボなどの呼び方がある。


トンボの季語は秋ですが、ハグロトンボは明治以降夏の部に加えられたとのこと。
◎おはぐろや旅人めきて憩らへば 中村汀女

●神々しハグロトンボの群れ舞ひて
ごうごうし はぐろとんぼの むれまひて

ついでに、トンボは蝶々と同じく1頭2頭と数えます。