1月1日(木)風花舞う【 Wikipediaにあった私の紹介の誤記について】
あけましておめでとうございます。皆さまいかがな元旦をお迎えですか。私は、午前中は檀家の皆さんのご祈祷をさせていただきました。午後は頂戴した年賀状を読ませていただきました。
私自身は年末あまりに忙しく、年賀状を書く余裕がありませんでした。いつも時間に使われている日々の昨年でしたが、今年はなんとか時間とよき友として二人三脚でいけたらと願っています。
ところで、たまたま午後姉の家族が遊びに来まして、姪の4歳になる可愛い坊やが「仮面ライダー」が好きとかいうことを言いましたので、私もかつて仮面ライダーの脚本を書いたことを言いましたら、そのペンネームで記事を探し出してくれました。Wikipediaに載っているというので、読みましたところ、私に関する項目は全く違っていましたので、本人による修正はできないものかと、Wikipediaにアクセスしてみましたが、どうも修正のメールをどこに送ったらよいのかわかりませんでした。どなたかご存知の方がいらっしゃったらお教えください。
情報社会とはいえ、間違いが事実のように一人歩きをしていることを身近にわかりますと、なんでも鵜呑みにすることの危険を実感します。
因みに私に関する項目は以下の通りです。
丸山文櫻
丸山 文櫻(まるやま ふみお)、生没年不詳)は、日本の脚本家。北海道出身。女性。
来歴[編集]
- 1973年、小説家隆慶一郎に師事しライター活動を行っていた折、隆と親交のあった先輩プロデューサーからの要請で、「仮面ライダー」の96話の脚本を執筆している。
- 当時、丸山は23、4歳で脚本を書いた経験が全くなく、同番組のプロデューサー・阿部征司の助けを借りて二晩かけて完成させたとの事。本作は主人公・本郷猛が1話中で3回変身するという、全98話の中でも異色の作品となっている(通常は前半パート1回、後半パート1回の2回変身が多い)。以後、映画・ドラマ問わず、これ以外に丸山が手がけた脚本が発表されることは無かった。
- その後は隆との折り合いが悪くなり、北海道に帰郷した末に自ら命を絶ったという。(『別冊宇宙船 仮面ライダー怪人大画報』(朝日ソノラマ・2007年刊)より)
主な作品[編集]
- 仮面ライダー(第96話「本郷猛 サボテン怪人にされる!?」)
★確かに、私が96話を書いたことは事実です。しかし、私は群馬県の出身ですし、隆慶一郎という先生は全く知りません。また阿部征司というプロデューサーも全く知りません。また自ら命を絶っていませんで、生きています。また、私は才賀明という脚本家のもとで、5年間内弟子としてお教えいただきました。
悪意によって編輯されているとは思いませんが、事実と違っていますので、情報社会の問題点を自分の記事によって知った平成27年の幕開きでした。
しっかりと目を開けて生きていこう、と改めて思った次第です。皆様も思いがけない理不尽ともいえる出来事に出会うことがあるかもしれませんが、きちんと食べて、きちんと睡眠をとって、この一年ものびのびと、かつボーッとしないようにして生きてまいりましょう。
皆様の一年の幸多いことを祈っています。
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
Wikipedia、難しいですよね。この辺、以下の既述もありますので、参照してみて下さい。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1280245712
なお、このWikipediaページの内容を見ましたが、どうも、出典は仮面ライダーに関わる書籍からのようです。その段階で、かなりいい加減な編集がされていた可能性がありますね。
よって、その書籍の問題点を指摘しつつ、編集して修正してもらうという方法があるかと存じます。
私は幼いころから仮面ライダーに夢中で、もちろん丸山様の書かれた作品も、レンタルビデオや再放送で何度も拝見していました。
それから何十年か経って、私も大人になり、ネットの発達した現在、幼い頃は興味の無かった作品の裏方に興味を持ち始めて、書籍やwikipediaをはじめとしたソースからさまざまな情報を収集しては、「これはこうだったのか」「これにはこういう事情があったのか」と、新しい発見による楽しみを得る事に、夢中になっていました。
その中で、1話のみを担当された丸山様の名前が目に留まりました。
wikipediaにも項目は無く、失礼な言い方ですが「一切の情報が謎に包まれた人物」として、俄然興味の湧いた私は、あるネットの掲示板の情報から、丸山様の情報が掲載されているという書籍を購入しました。
その内容に大変驚くと同時に、「この自分しか知らない情報(一般書籍として世に出ている以上、そんな訳はないのですが・・・)を、同じ仮面ライダーファンにも知って欲しい」という欲が湧き、確固たる裏付けもないまま、正に仰られている通りに、書籍の情報を鵜のみにし、あのような編集を行ってしまいました。
たくさんの夢や希望を与えてくれて、また、その後の人格形成に大きな影響を与えた作品に携わった方の、生死にまつわる情報を、誤った形で広めようとしてしまった事について、本当にお詫びのしようもないのですが、
けして、悪意を持ってあのような書き込みを行ったわけではないという事だけは、分かって戴きたいです。
今回の出来事を教訓として、ネットを始めとした、世の中に溢れる情報との上手な付き合い方を、考えて行きたいと思います。
この度の失礼、誠に申し訳ありませんでした。
仮面ライダーはかなり面白い番組だったと思います。私にとりましても勉強になりました。
私は5年ほど、才賀明という日活の脚本家のもとで、「チャコとケンちゃん」とか「ケーキ屋ケンちゃん」とかの脚本を先生の指導の下で書かせていただいていました。
自分の名前で書かせていただいた脚本は「仮面ライダー」だけですので、私にとりましては、大事な一作でした。
その後30年以上は、曹洞宗の尼僧として、禅に学んでいます。
とにかくいろいろなことがありまして、人生は面白いですね。
わざわざご丁寧なコメントをいただき、改めまして有難うございました。