6月30日(水)曇り【ウッドショック】
6月も今日が晦日、令和3年も半年が過ぎたのですね。時が過ぎるのは目に見えませんが、朝起きてからやれやれと寝につくまで、あっという間の出来事です。本堂内部の天井板の張替えも、今日で張替えだけは終わりました。まだいくつかの工程はありますので、完了とは言えませんが、大工さんのお仕事は、今日できりです。明日からは漆喰の壁の補修や、再び灰汁洗い、電気の配線と電気器具の取り付け、最後に足場や床の養生をはがすことになるのでしょうか。
大工さんが、「ウッドショック前で、良いときに工事をなさいましたね」と言われました。「ウッドショック?」
新型コロナウイルスの感染が、ワクチン接種の効果があり、少し落ち着いてきたので、アメリカでは、建築関係の仕事が増えてきて、木材が高くなっているだけではなく、品薄になっているのだそうです。銅板も高くなっているのだそうです。
やはり「工事をするなら今」と動き出した動物的な私の勘は、まあまあ合格と言えましょう。それも寄付を仰がないでやろう、という結論も天の助けによって可能となりまして、感謝しかありません。天の助け無くしてできなかったですし、総代さんや多くの方の協力もお蔭さまでした。
また金剛組という世界で一番歴史の古い会社が請け負ってくださり、見積もり額もこちらにとって好条件でした。大きな会社だから高い、ということはありませんでした。一番よかったと素人の私が経験したことは、総監督さんがいてくれたということです。何事も相談しながら工事を進めてもらえたことや、疑問や要望をすぐに受けてもらえたことなどです。総監督さんの人柄にも恵まれたと思います。
(灰汁洗いする前の格子)
(灰汁洗いした後の格子)
(天井板が張られました。)