風月庵だより

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雪とタケノコと人類の滅亡

2020-03-29 10:43:42 | Weblog

3月29日(日)雪【雪とタケノコと人類の滅亡】

一昨日タケノコ堀をしました。毎日新型コロナウイルスの記事ばかりでは、皆様もかえってストレスがたまるのではありませんか。少し自然の楽しい訪れの事でも書こうかと思いました。このウイルスは、このブログでも何回か書いていますように、中国による毒物研究のウイルスがおそらくうっかり漏れ出たものであろうと、私は諸々の記事から判断しています。敵の正体をしっかりと見たうえで、できる限りの防御をし、そのうえで、やるべき日々の務めはしっかりと果たすこと、食べるものもきちんと食べることと思います。

このウイルスを除去、消滅させることは、かなり大変なことだと思います。私はかつて「人類の滅亡」の啓示をギリシャのロドス島で受けまして、それが出家への大きなきっかけになりました。その時は、人類による二酸化炭素や放射能やらの地球の汚染によることが原因になるか、大きな隕石がぶつかることだろうか、などとつい最近まで考えていましたが、こういうこともありうるな、と思っています。つまり細菌に殺されるということです。

それも人類が自ら開発した毒物である細菌です。

さて、今日は、予報通りの雪でした。久しぶりに雪を見ました。まだ降り続いています。毎朝外に散歩に出ることを楽しみにしている内猫も玄関まで出てきましたが、外には出ませんでした。お互いに今日もあまり外に出ないで、静かに過ごしましょう。


『五井昌久の思想と生涯』を読んで

2020-03-19 11:00:12 | Weblog

3月19日(木)晴れ【『五井昌久の思想と生涯』を読んで】

「世界人類が平和でありますようにMay Peace Prevail on Earth」と書かれたポールを、日本だけではなく世界のあちこちでも皆さんもご覧になるでしょう。私もヨーロッパの友人を訪ねたとき、オーストリアやたしかスイス、イタリアでも見かけた気がします。

この祈りの提唱と、このポールを世界中に立てることを推奨なさった方が、五井昌久さんです。この先生を写真に撮ると、光しか写らないのよ、と10代の頃に聞いた覚えがあります。たまたまそういう一枚が撮れたようです。

この度、吉田尚文さんという宗教学を学んでいる方が、博士論文にさらに加筆した『五井昌久の思想と生涯』(興山舎 2019年12月)という本を出版なさいました。264頁に及ぶ労作です。お蔭様で、五井先生については、光とポールのことしか知りませんでしたが、いろいろとお教えいただくことが出来ました。

吉田氏は、白光真宏会の機関誌や、救世教、生長の家、大本教、浅野和三郎の研究会の機関誌や、海外の宗教学の研究者の諸本等膨大な資料を精査してこの書を書き上げています。國學院大學で宗教学の博士号を授与されました。どんなにか大変な作業であったかと思います。

お蔭でまことに多くのいわゆる新宗教とその教祖が出現して、多くの教えを個々に唱えていたこと、いることがわかります。それぞれ人々にまことの幸せをわからせたい、という思いから教団を興しているといえましょう。既成宗教の中にどっぷりつかっていますと、見えない角度があります。

自分自身の生活一つとってみても、凝り固まっていないかと反省させられます。より広い視野を持って、世の中を見、預かった命を鑑みたいと思います。

内容を紹介しきれませんので、目次を紹介しておきます。

序章  問題の所在
第1章 白光真宏会教祖・五井昌久の生涯と活動
第2章 五井昌久の思想形成にみられる他教団・個人等からの影響(世界救世教・生長の家・日本心霊科学協       会・心霊科学研究会・千鳥会・その他心霊研究グループからの「影響」
第3章 社会事象が五位昌久の平和運動に与えた影響
第4章 「祈りによる世界平和運動」を支える理念(スピリチュアルリズム思想との”関係”/「大本系」のある思想との関係/種々の平和運動における白光真宏会の「祈りによる世界平和運動」の位置)
終章  要約と結論   (巻末)「五位昌久関連 略年表」

各図書館にも購入されていると思いますし、もしなければ図書館に購入希望してください。各図書館に一冊は配備されたい本だと思います。

*世界の平和を願うということが、まことに常に危機的な状況にある地球人類ですが、この度のコロナウイルスでも、簡単に世界経済も人々の生活も脅かされしまうことがわかりました。中国やロシアやアメリカ等、生物兵器の研究はなされていることは明白です。今回は故意にウイルスがばらまかれたのではないと思いたいですが、もし実際に兵器としてばらまかれたとしたら、核兵器よりも怖い兵器であることがわかりました。多くの人が職も失いました。通常のインフルエンザでしたら、職を失い、店や会社が倒産するような、これほどの影響はありません。

*イタリアがなぜこれほど被害が大きいのかと、疑問に思っていましたが、イタリアは貧しいので、中国の「一帯一路」に加入していて、25万人規模の町一つが中国人街なのだそうですね。その方々が春節で中国に帰り、イタリアに戻ってきたので、感染がひどいのだそうです。知りませんでした。

「世界人類が平和でありますように May Peace  Prevail on Earth」 願ってやみません。


電子レンジは癌の元

2020-03-14 17:46:55 | Weblog

3月14日(土)雨後午後より雪、そして今は雨【電子レンジは癌の元】

コロナウイルスによる感染は、ついに「パンデミック」とWHOが宣言しましたが、遅いよ、と言いたいところです。中国の終息宣言を信じてよいとして、かえって、やはり生物・化学兵器として研究していたので、抗体を早くに作ることが出来たのではないかと勘繰ってしまいますね。生物・化学兵器の権威、杜祖健米コロラド州立大学名誉教授も、「人工的なウイルスだろう、という意見も多い」といわれていました。(3月11日、夕刊フジ、河添恵子氏との対談)

当寺も、お通夜、ご葬儀とつとめさせてもらいましたが、参列の方々には、手洗いをして頂いたり、細やかな対策を講じました。しかし、出入りの仕出し屋さんが言っていましたが、他のお店では廃業しなくては、という所も出ているそうです。経済に及ぼす影響も計り知れません。中国は各国にひどい状況を起こさせておいて、自国はさっさと終息宣言をしているとは、中国というより、習一党独裁政権ですが。

さて、タイトルの話に戻りましょう。「電子レンジは癌の元」この言葉は耳にタコができるほど、東城百合子先生からご忠告頂いた言葉です。私自身は一度も使ったことはありませんし、なんら不便を感じておりません。たまたま東城先生のお書きになった記事をパッと開きましたら、そのことが書かれたページでしたので、また失わないうちに、ご紹介させていただきます。全文は長いので、短くさせて頂きます。多くの方は、電磁波が悪いのか、と思っているようですが、そうではありません。

電子レンジのエネルギーは、ラップも溶かさない。これは普通の熱とは違います。強力な振動で細胞の中の水分を揺さぶり、その摩擦熱で早く調理するしくみです。/早く柔らかく調理できるのは、食べ物の細胞分子を破壊するからです。この分子は極小さなものですが、集まったものが細胞になります。分子は切れてしまうと反射的に自然治癒力が働いて、酸素を掴んでは破壊部分を繋げます。その為、体の中の酸素は欠乏してしまいます。酸素不足は血液をはじめ、リンパ液、ホルモン、酵素などを酸性化させて細胞に異変を起こし、酸素欠乏の細胞ができる。実際に電子レンジでお湯を沸かしたり、煮炊き等、すべて電子レンジの家庭には癌が多いというデータもある。」

東城先生が、一人でも多くの人を癌から救いたいと、心をこめて教え続けてくださったこのことを私もお伝えしたいと思います。当寺の檀家さんも多くの方々が癌でお亡くなりになります。なんとか自然の老衰まで生きていただければ有難いと願い、事あるごとにお伝えはしています。電子レンジばかりが癌の原因ではないにしても、一因になりえるでしょう。少しでもリスクを減らせればと願っています。

他にも食品添加物、着色料や保存料等々、また多くの農薬の中には危険な農薬も多いことでしょう。除草剤のラウンドアップなども毒性は低い、と日本では言われて売られていますが、他の国では販売停止になっているそうですし、化学があまりになんでもできるようになってしまい、自然体である人間やほかの動物も危険に曝され、命を縮めているのではないでしょうか。このコロナウイルスにしても、単にある種のコウモリが持っているだけの状態ではなく、人工的なことがなされているかもしれません。

中学生のとき、化学の先生がよく口になさっていましたが「水と空気でぼた餅づくり、これが我らのケミストリー」と。まだ覚えています。健康的なケミストリーはまだしも、人間の体を蝕み、経済を先行させるようなケミストリーはごめんですね。

今日は、ご自分の力を精一杯に尽くして、家族を守り、日本の為にお働きいただいた方のお見送りをさせて頂きました。この方が、晩年に編んだ「自分史」の中の言葉も紹介させてください。

誠実は最善の策である。人生は正々堂々と生きてエンジョイすべきで、小さな事で得をしても大きな魚を逃すこともある。/誠実さは、人間関係を維持するために、そして努力は人格向上のための基本である。巡り合わせの悪いときもあるが、じっと我慢をすることも必要である。頭上の雲が去るまで自己研鑽をしながら待機することである。待つべき時と積極的に行動する時とを見極めるべきである。/30才で結婚したが、妻には感謝している。会社で面白くないことがあると、家には持ち込みたくないと思っても、顔に出したりして苦労を掛けたと思う。夫婦喧嘩もしたが、家族を大切にする気持ちは常に持ちつづけていた。家族は働く原動力となった。」

戦後の日本の繁栄を縁の下で支え、海外に出て日本の為に働いてくださった人の自分史の中には、まことに学ばせていただく言葉で溢れていました。享年88歳のご生涯を送られた方の見送りをさせて頂き、有難いことでした。我々も、コロナウイルスにも襲われず、癌にも蝕まれず、今生の命を静かに閉じることが出来ますようにと願ってやみません。

 


新型コロナウイルス 危機感を持って

2020-03-07 12:42:47 | Weblog

3月7日(土)曇り【新型コロナウイルス 危機感を持って】

コロナウイルスの騒動で、落ち着かないこの頃です。私はテレビはしまってしまったのでテレビ内のマスコミの動きはわかりませんが、インターネットの記事で十分にその異常さを感じています。どこかおかしいと感じています。次の記事を転載させていただきますが、この記事をお読みいただいて、このブログの訪問者の方々がどのようにお考えになるかはお任せします。

新型コロナで“失踪”する中国人告発者たち─“ウイルス流出説”を唱えた教授も…
3/6(金) 19:30配信  
クーリエ・ジャポン

感染者9万人、死者3000人を超えるなど依然世界各地で猛威を奮っている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生源について、これまで中国政府は湖北省武漢市のマーケット「武漢華南海鮮卸売市場」で売買された野生動物と説明してきた。

だが、中国の若き大学教授が、同市内の政府研究機関からウイルスが流出した可能性を指摘するレポートを発表。その主張は検証に値するものだったが、レポートは即座に闇に葬られ、教授は失踪してしまう──。

つねに隠蔽体質を批判される中国政府によって、真相が明らかにされる日は訪れるのだろうか?
「海鮮市場発生源説」を当局が公式に否定
 
世界最大規模の科学技術アカデミー、中国科学院が中国とタイ国境付近の雲南省西双版納傣族(シーサンパンナ・タイ族)自治州に設けている中国科学院西双版納熱帯植物園は、2月20日、新型コロナウイルスは武漢華南海鮮卸売市場以外の場所で発生したとする研究結果を公式サイトで発表した。

さらに2月26日、武漢市統治機構トップの中国共産党武漢市委員会と武漢市政府は、中国最大のミニブログ「新浪微博(ウェイボー)」オフィシャルアカウントで、新型コロナウイルス対策本部医療チームの見解として、2019年12月8日に発病した第1号患者(既に回復し退院)の市内在住・陳氏について、調査の結果、過去に一度も武漢華南海鮮卸売市場を訪れたことはなく、海鮮市場が発生源ではないとする結論を発表した。

独自発信で“消された”教授、弁護士、記者…
では、海鮮市場でなければ一体、ウイルスの発生源はどこなのだろうか。
 熱帯植物園と武漢市当局は肝心の結論を曖昧のままにし、植物園は研究結果の発表文も即刻、公式サイトから削除してしまった。

 実はこの「真の発生源」について、2月6日に独自の研究リポートを発表した中国人学者がいた。フランス公共放送「ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)」の中国語版サイトや香港ニュースメディア「香港01」が報じたところによると、中国の理系トップクラスの国立大学、華南理工大学・生物科学与工程学院(生物学・生物工学部)の肖波濤(シァオ・ボウタオ)教授が、科学者向けグローバル情報共有プラットフォーム「リサーチゲート」に「The possible origins of 2019-nCoV coronavirus(2019-nCoVコロナウイルスの可能な起源)」と題する英文レポートを発表した。

 肖教授はレポートで武漢市が発生都市であることは肯定しながら、海鮮市場ではなく同市内の政府系ウイルス研究所2ヵ所のうち、いずれかからウイルスが流出して感染が拡大した可能性が高いとの説を披露している。

もし肖教授の分析が正しいとすれば中国政府のメンツは丸つぶれで世界を震撼させることになる。ただ、「リサーチゲート」に掲載された肖教授のリポートの原文は直ちに削除されてしまい、また同時に肖教授は消息を断ち、現時点でも安否は不明だ。その身柄は中国当局に拘束されている可能性が高い。

 原因不明の肺炎に警鐘を鳴らしたことで処分を受けた武漢市の医師・李文亮(リー・ウェンリャン)氏の感染死(2月7日)などを受け、中国当局は新型コロナウイルスへの対応をめぐり、体制批判が広がることに警戒を強めている。中国で党や政府の公式見解とは異なった視点で分析や発表を行うことは許されない。肖教授は研究者生命が断たれて家族にまで監視の目が及ぶのを覚悟の上で、世界に向けて警鐘を鳴らしたのだろう。

このほか、憲政の実現を求める「新公民運動」を提唱した法学者、許志永(シュウ・ヂィヨン)氏が2月15日に当局に連行された。許氏はネットで習近平国家主席に対し感染防止対策を含む危機管理能力を批判、退陣を求めていた。

 公民記者(市民ジャーナリスト)を名乗って大規模デモで揺れる香港や封鎖前の武漢市に単身突入し、当局の妨害を受けながらSNSに独自取材動画を投稿していた人権派弁護士・陳秋実(チェン・チウシィ)氏も2月6日を最後に音信を絶っている。支援者や知人は、当局の情報部門から「流言飛語を流したため身柄を拘束中だ」と連絡を受けている。

武漢にある2つのウイルス研究所
肖教授がレポートで指摘した研究所は、中国科学院武漢病毒研究所(中国科学院武漢ウイルス研究所)武漢市疾病預防控制中心(武漢市疾病予防コントロールセンター)。ともに、病原体の収集と識別を含む研究目的で実験用の野生動物を収集している。

 武漢ウイルス研究所は、2015年2月、細菌・ウイルスなどの微生物・病原体等を取り扱う実験施設の世界的格付け「バイオセーフティーレベル(BSL)」の最高安全度を誇り、エボラウイルスや天然痘ウイルスなどの病原体を完全な密封空間で取り扱うことができるレベル4(BSL-4)の実験室を、中国で初めて設置。なお、感染者が続出した武漢華南海鮮卸売市場からは約27㎞離れている。

 一方、武漢市疾病予防コントロールセンターは、海鮮市場とわずか280mの超至近距離にある。また同センターの斜向かいには、新型コロナウイルス治療の最前線のひとつで多数の医師や看護師が感染した武漢協和医院がある。肖教授は、海鮮市場との距離の近さから疾病予防コントロールセンターからウイルスが流出したことを強く疑っている。

 武漢ウイルス研究所の研究チームは1月23日、新型コロナウイルスはSARS(重症急性呼吸器症候群)のコロナウイルス(SARS-CoV)と類似しており、同じ受容体(レセプター)から人の肺細胞に侵入するという分析を発表した。また、新型コロナウイルスの遺伝子構造は、コウモリから見つかった「Bat CoV ZC45コロナウイルス」のそれと96%一致しているという。

 肖教授は雲南省と浙江省で「Bat CoV ZC45コロナウイルス」を運んでいるキクガシラコウモリが発見されたことも指摘した。その一方で、その生息地は武漢から900㎞以上離れており、野生のキクガシラコウモリが都心の武漢華南海鮮批発市場付近まで飛来する確率はゼロに等しいと断定。しかもキクガシラコウモリは武漢で食用に供されることはなく、海鮮市場で売買された実績がなかった点にも注目した。

ワクチンを開発できる専門家が必要なのに…
 
肖教授によると、武漢市疾病対策予防センターは過去2年以内にキクガシラコウモリなどのコウモリを湖北省から155匹、浙江省から450匹調達している。

これらはDNAやRNA(リボ核酸)の抽出といった実験のために購入されたものだが、同実験の責任者は実験中にコウモリに襲撃されて、コウモリの血や糞便が皮膚に飛び散ったことなどから、2017年と2019年に各2週間、自宅隔離になった事例があるという。また、実験の過程でコウモリから生きているダニが採取されたという。

 実験過程で生じた動物の死骸などのサンプルは、病原体になり得る。肖教授は、確固とした証拠が必要になると前置きしながら、同センターがウイルスの不活化(無害化)処理を怠って廃棄処分したサンプルからウイルスが流出し、海鮮市場関係者に感染したと疑っている。

1977年湖北省生まれの肖教授は現在42歳。国立難関校・重慶大学を卒業後米バーバード大学メディカルスクールやボストン小児病院、ノースウエスタン大学などで研究実績がある。中国の科技部(科学技術省)や政府系ファンド・国家自然科学基金から何度も研究費助成を受け、11件の特許を保有する細胞バイオメカニクスやナノ医学生物学の若き権威だ。

新型コロナウイルス感染症がパンデミックの様相を帯びつつある今こそ、肖教授のような若き専門家を闇に葬って黙らせるのではなく、最新の研究結果を結集してウイルス根絶の切り札となるワクチンや抗ウイルス薬の開発を急ぐべきなのだが。

*この新型コロナウイルスによる感染は、普通ではないと私は思います。上記のような記事も、私たち日本人は危機意識が低い傾向があるので、別世界の話のように思うところがあるでしょうが、私はありうると思います。このウイルスに感染した人に対してのワクチンがないという点において、かなり危険な状況であると思います。お互いに気を付けあって、終息を待ちたいですね。


東城百合子先生ご逝去

2020-03-02 09:11:55 | Weblog

3月2日(月)雨【東城百合子先生ご逝去】

あなたと健康社の東城百合子先生が、ご逝去されました。日本中の多くの方々が、先生のお蔭で、負の生き方をプラスに方向転換するように教え導かれたことでしょう。何万人もの方々と思います。

先生については、いろいろと書かせていただきたいことが山ほどあり、かえって何を書かせていただいたらよいかわからないほどです。

私も、このお寺に入る前は成城学園の隣町に住んでいましたが、遠く離れてから、先生のお料理教室に3年ほど通わせていただきました。檀家さんたちに癌の方があまりに多いので、なんとかならないかという思いからでした。先生の教えを受け、食べることだけではなく、生き方こそ癌やいろいろな病気の元であることを、しっかりと指摘していただいて、多くの方々が、癌を克服し、またほかの病を克服し、生き生きとした人生を生きていることを、いつも目にし、耳にしていました。

私自身も先生には、随分厳しく考えの甘いことを指摘していただきました。あのように叱ってくださる方がいなくなってしまった、という思いです。多くの方が同じ思いでいることでしょう。愛情の有る叱り言葉であることを身に染みて味あわせていただきました。

私はご葬儀の日は法事があり変更できませんでしたから、お通夜にお伺いさせていただきました。お通夜でこれほど多くの方を目にしたことはないほど多くの方々がお別れに参列なさいました。

お棺の中の先生は、静かにお休みでした。この世で、十分にお生きなさり、これからは天で地の為にお働きくださると思います。

2020年2月22日のご逝去でした。享年95歳でした。「あなたと健康」3月号の最新号の先生の教えは「笑う門には福来る」でした。なぜか20202022という御逝去の日にちも「にこにこ」が大事よ、と教えてくださっていると思ったほどです。

感謝してやみません。