11月23日(水)晴【ご無沙汰しています】
昨日「法然と親鸞ゆかりの名宝」展を上野に観に行ってきました。友人が誘ってくれたので思い切って、重い腰を上げました。いつも観たいと思っているうちに、多くの催し物は終了してしまっていますので、今回は友人のお陰様でした。
しかし、「法然と親鸞」として書く時間が、今のところとてもありませんので、この題にしますと、ご訪問下さる人に申し訳ないので、それはやめました。
一つだけ、気になったことがあります。
法然上人は勿論出家者としてお生きになりましたが、親鸞上人は妻帯なさり、お子さんもお持ちになり、現在の浄土真宗の夫婦で宗教者という形を、示されました。
しかし、その姿は、あくまでも剃髪の僧侶の形ですし、恵信尼様も剃髪の尼僧の姿です。親鸞上人ご夫妻だけではなく、他の上人の妻たちも剃髪した尼僧の姿で画かれています。
現在の浄土真宗のご夫婦は、男性僧侶も有髪ですし、奥さんも当然のように有髪です。何時の頃から、現在のような形になったのだろうかと、疑問を持ちました。
曹洞宗では男性僧侶も女性僧侶も当然のように剃髪しています。これが崩れることは、問題だと思いますし、有髪になりたいのなら、還俗したほうがよいのではと私は思っています。
せめて剃髪という形だけでも出家者でありたい。もし出家者として到らない生き方をしていても、その姿がいつか出家者として軌道修正してくれる力があるのではと思っています。
それでは出家者とは、という定義になりますが、それは皆さんにお任せ致します。
それでは、宿題が今のところ沢山ありまして、ブログの更新がたまにしかできないのですみませんが、皆さんくれぐれもお体お大切になさって下さい。