8月27日(火)雨【敗戦国の自覚2】
台風接近の不穏な天気です。しかし、こちらは朝は青空がみえました。今は雨です。
このところ仕事が多く、パソコンを開くと眠気のほうがひどく、記事を書ききれませんでした。
敗戦国日本、とは。不穏なタイトルですが、この頃そのように自覚することが実に多いです。
福島の原発も、アメリカで売れなかった炉を、日本が買わされ、さらにその工事は、アメリカが請け負って工事をしたとのこと。ハリケーンや台風の影響の多いアメリカの施工なので、電気系統は地下に配備されたことによって、原発事故の後始末も、うまくまわらなかった、と関係者の方が今になって公表なさっていますね。
過ぎたことは言うな、という意見もありますが、間もなく消えていく人間としては、日本の将来を少なからず気にかけています。
かつてベトナム戦争で、枯葉剤として使われた除草剤(例ラウンドアップ)を許可しているのは、日本だけのようです。ヨーロッパ諸国では奇形の心配のある除草剤として輸入禁止になっている除草剤です。
近所の農家の人が、これは政府が認めている除草剤だから、住職、心配することはないよ、と言っていた言葉を思い出します。
農薬だらけの小麦や、遺伝子組み換えの農産物(大豆やトウモロコシ等)を否応なく買わされ、日本自国の農産物の生産は益々縮小せざるを得ない状況が生み出されている現況。最近、小麦でも(国内生産)という怪しい表現、(国内産)ではない。
パンや小麦製品を食べれば食べるほど体が蝕まれていく状況。(これはまた別な話ですが、世界の中で、日本は癌患者の割合が多いのです。)
種子法や種苗法というのも、日本古来の種や苗を簡単には販売できないのだそうですね。
郵便局もアメリカ資本に入り込まれ、随分吸い上げられているようです。あのアヒルちゃんもその象徴でしょう。
なぜイタリアやドイツは戦後の地位協定は破棄されているのに、日本だけがいまだ強く残っているのでしょうか。思うに、日本人はお人よしだし、働き者で吸い上げるだけのうまみがあるからでしょう。
今、若者たちは、低賃金で結婚に踏み切れない人が多いと聞きます。結婚しないのは、それだけではないでしょうが、本当に政治家にきちんと目を開いてみてほしい。暗殺されない程度の抵抗をすべきです。
若者たちの眼を、強烈なダンスとか、歌とか、甘い世界に引きずり込むのだけではなく、堅実な生き方の素晴らしさを伝えていくことが、大人たちの役割ではないでしょうか。間もなく命を終えていく者たちの、勤めではないでしょうか。
しかし、アメリカではなく、中国やロシアでしたら、今頃日本人は奴隷扱いでしたでしょうから、まだよい方かもしれません。いずれにしても、そんな中、こんな中での平和ですが、この今の日本の平和の状況を有難く生きています。(しかし、いつ中国に日本の領土を奪われるかはわかりませんよ。)