風月庵だより

猫関連の記事、老老介護の記事、仏教の学び等の記事

猫は言葉をわかります

2022-11-29 17:51:23 | Weblog

11月29日(火)曇り【猫は言葉を分かります】

今日は、隣の檀家さんのご葬儀で、早くに出かけなくてはなりませんでした。毎朝二匹の猫ちゃんは境内散歩に出してあげるのですが、一時間で帰ってきてくれないと、午後まで外にいなくてはなりません。

「今日はお出かけだから、早く帰って来なくてはいけないよ、一時間だけよ。わかった、分からなかったら、出してあげないよ、だいじょうぶ???」と言い聞かせましたら、二匹とも「ニャー」と答えましたので、玄関の戸を開けてあげました。

いつもは、二、三時間は帰って来ないのですが…………
帰ってきました、三十分で。やはり言われたことを分かっていたようです。タローはかなり私の言葉を理解することが多いのですが、ハッピーは遊ぶことが大好きなので、あまりいうことを聞かないのですが、帰ってきました。やはり言葉を理解したと思います。

働き続けた隣の友、檀家さんのおじいちゃんの体は、ついに荼毘に付されました。四十九日の間、必ず皆さんにお別れに行くことでしょう。住職のところにも来てほしい、と頼みました。後から娘さんが来て曰く「一番寂しそうだったのは、お坊さんみたいだったね。」とお孫さんが言っていたそうです。

 


天風先生に学ぶ

2022-11-28 13:29:15 | Weblog

11月28日(月)曇り【天風先生に学ぶ】

一生は実に学びに満ちていると思います。今日は91歳であの世に帰られた檀家さんのお通夜です。倒れるその日まで、トラクターを運転して、畑仕事をしていました。最近一度入院していたので、「あれ、まだ働いているの」と言ったら、「働かなきゃしようがない」と答えました。90歳になろうというのに、思えばいつもお金の苦労も言っていました。

お寺の隣なので、時々は話に行き、このあたりのことをいろいろと教えてもらったものです。抜群の記憶力で、多くのことを年月日さえしっかりと教えてくれました。退院できそうだとお医者さんに言われていたので、ご本人は家に帰ってきたかったことでしょう。窓の外には、最後まで働いていたトラクターがポツンとおかれているのが見えます。なんだか相棒を失ってトラクターが寂しそうです。

「およそ人間として、ひとたびこの世に生をうけたからには誰でも人生というものを活きなければならない。」と天風先生も書いています。しかし「この大事な人生を活きるのに、人生がいかなる法則により支配されているかを知らずに活きている人がいかに多いことか。」と。

この法則を、天風先生はいかに悟られたかを、その語録(『運命を拓く』(講談社文庫))から学んでみましょう。咀嚼は皆様それぞれにお任せします。

「人間の心というものは、一方においては、人間の運命や健康そのほかの人生の一切をよりよく建設する力があると同時に、またこれと反対に人生をより悪く破壊する力もある。」

「この世のすべてのものというものは、動物、植物、鉱物の三つに分けられるが、これらはすべて一つのものから生み出されている。すなわち万物創造の根源であり、絶大な力を持つ「霊妙」な気がこの一切を作る根拠をなしているのである。」

「人間もこの霊妙な気の持つ力の中にいるからこそ生きていられるのである。空気の中にいるから生きているのではない。(中略)この”気”を哲学では、「精気」「霊気」あるいは「先天の一気」などと呼んでいる。天風哲学では”宇宙霊”と呼ぶが、(中略)仮に”宇宙霊”と名付けたのである。宇宙の一番おおもとの気という意味であり、ただ便宜上、”宇宙霊”という言葉を使うのであると考えればよい。」

(風月註:村上和雄先生の”サムシング グレートを思い出します。私は、いつもサムシング グレートに感謝し、導かれています。)

「所詮、人生は心一つの置きどころ。人間の心で行なう思い方、考え方が、人生の一切をよくもし、悪くもする、というのが人生支配の根本原則である。自然の法則は、まことに峻厳侵すべからず。」

「人間は誰でもひとかどの成功ができるようになっているのである。心身を統一し、人間本来の面目に即した活き方、どんなときも、「清く、尊く、強く、正しい積極的な心」であれば、万物創造の神韻縹渺たる気と、計り知れない幽玄微妙な働きを持つ霊智が、量多く人間の生命の中に送り込まれてくるからである。」

次が大変に重要なところです。

「自然と称するところの眼に見える宇宙ができあがるまでには、目に見えない宇宙が、その以前からすでに厳として存在していたに相違ないのである。これを考えなければいけない。なぜならば無から有は生じないからである。この目に見えないものから、目に見えるものを作った、幽玄微妙な事実こそ、宇宙霊が偉大なる霊智的大生命を持つ証拠である。であるから宇宙の最初は、ただこの宇宙霊のみであったと言える。」

*『般若心経』の「空即是色」を思います。

この続きはまた後程。これから友だった隣のおじさんのお通夜に精神統一いたします。


油断大敵

2022-11-26 19:52:10 | Weblog

11月26日(土)曇り【油断大敵】

先日、酸欠になった話と、ご馳走を食べた後の眩暈と吐き気の話を、あなたと健康社の米澤佐枝子先生に伝えましたら、「それは消化不良と,、酸欠になったマスク二枚を4時間は無茶でしたね。」

「はい、めまいの時は、うっかり梅肉エキスも持っていきませんでしたし、酸欠の時は、水を持っていくのを忘れましたのと、衣とお袈裟をつけていましたから東司(トイレ)に行くのが嫌で、なにも飲みませんでした」と言いましたら、

「それは、油断大敵ですよ。昨日比叡山から帰ってきたのですけれど、油断大敵」、と諭されました。 

「油断大敵」という言葉は、比叡山の「不滅の法灯」からきているそうです。延暦7年(788)に、最澄が根本中堂の前身である一乗止観院を建立した時に、ご本尊の薬師瑠璃光如来の宝前に灯明をかかげて以来、一度も消えることなく輝き続けていると伝わっていることから、その灯明は「不滅の法灯」と呼ばれているのだそうですが、油が断たれますと、消えてしまいますので、油断大敵、というのだそうです。朝夕に菜種油を補充しているそうです。

しかし、実際は一度、消えています。元亀2年(1571)の信長の比叡山焼き討ちの際に、一度消えているそうですが、天文12年(1543)に山形の立石寺に分灯していましたので、再分灯して復活させたのだそうです。

私も、この華奢な体ですが、天からいただいている大事な体ですから、自分の身体の癖をよく知り、油断のないように守り通さなくてはなりませんね。あまりに手の込んだいろいろな調味料などが使われている御馳走は、私には大敵です。また水分の補給、それから、これは皆様にも大事なことですが、マスクのかけ続けは、酸欠になる危険性があります。まして4層マスクや、二重のマスクかけには、くれぐれも気をつけましょう。

今日は、寒いです。暖かい日もあったり、本格的に寒くなるまでの揺れ戻しのあるこの頃です。くれぐれもお気を付けくださいますよう。

今日は、檀家さんの可愛いご婦人を、あの世に送らせてもらいました。ご家族に恵まれた方でした。

 

 


マスク 酸欠にご注意

2022-11-22 20:16:09 | Weblog

11月22日(火)晴れ暖か【マスク 酸欠にご注意】

今日は暖かかったですね。さて、一昨日の晋山式での異常な眠気について、気が付いたことがあります。

あれは酸欠状態であったと、思い至りました。4時間近くマスクをし続け、それも、大勢が集まりますので、感染を恐れて2枚重ねのマスクをしていました。完全なる酸欠状態です。
どうも頭が寒い、と言いつつ、私は、各法要の合間に部屋に戻った時、頭をなでていたのですが、頭は冷たかったのです。今触ってみますと、頭はある程度の温かみがあります。

そのことを、今日、お母さんがお亡くなりになったご家族が来られた折に、言いましたら、次のような話をしてくれました。「亡くなった直後、まだ母の腕は暖かいのに、頭はすごく冷たかったのです。頭に血が通っていない、ということでしょう。」

医学的なことは分かりませんが、長時間マスクをし続けることは、やはり注意した方がよいと思います。

皆様、お気を付けくださいませ。

また明日は寒いそうです。風邪など引かないように、お気を付けくださいますよう。


本日の晋山式 

2022-11-20 20:43:07 | Weblog

11月20日(日)曇り後雨【本日の晋山式】

今日は教区ご寺院の晋山式でした。新命和尚様は、まだお若いですが、本山のご修行が終わってからすぐ位にご住職になられたのではないかと思います。とても立派な新命和尚様でした。

首座法戦式の弁事さんは、お子さんが勤めることが多く、この度も新命和尚様の息子さんがそのお役でした。全ての文言を、可愛い声で、完璧にとなえることができました。立派とさえ言えます。6歳の少年、坊やです。

首座和尚さんも、この教区のお寺の息子さんで、大学生だそうです。やはり完璧に問答も答えていました。この日のために、皆、それぞれのお役において、見えない努力を積み重ねたことでしょう。

晋山式は、多くの配役のそれぞれが、力を合わせて成し遂げる総合的な一大イベントです。このような儀式を通して、一致団結の呼吸をお互いに学ぶ場でもあります。

一番ダメなのは、私でした。両班のお役であったにもかかわらず、最後の法要で、椅子が出まして、ただ聞いているだけでしたので、危うく椅子から落ちそうになりました。4時間くらいマスクをかけっぱなし、それも2枚重ねていましたので、酸素不足になってしまったのだと、後で分析してみました。水分もほとんどとらなかったのも敗因だったかもしれません。朝も2時からたびたび起きてしまい、寝不足も敗因でした。不様な自分に腹もたちますし、申し訳ないと思いました。穴があったら入りたい心境です。

ただ、天を仰いで感謝したのは、式が終わるまで、雨が降らないでいてくれたことです。(私、照る照るボウズをつるしました。天気予報でも午後から雨でしたが、願いは大事です。)

 


「空即是色」こそ大事

2022-11-19 13:55:53 | Weblog

11月19日(土)晴れ【「空即是色」こそ大事】

今日も晴れてよいお天気です。明日は教区寺院の晋山式があります。なんとか晴れてもらいたい、せめて雨が降らないでもらいたい。どのお寺にとっても晋山式は、本当に一大事です。この日のためにどれほどの努力をしてきているか、大変なことなのです。照る照るボーズをつくりました。

さて、今日、法事で『般若心経』の一部を解説していて、あらためて「空即是色」の大事なことについて思いを語りました。「色即是空」は、形あるものは永遠には存在しない、生きている人間も、動物も植物もすべて必ず死んでしまいますので、この例はわかりやすいでしょう。すべての物質は、空そのもである、無限の広がりそのものである、と解釈できますが、その逆の「空即是色」のほうがよりはっきりとこの解釈ができるのではないでしょうか。空なる無限、宇宙のエネルギーそのもの、これが形あるもの、に他ならない、という解釈をすれば、『般若心経』は実に素晴らしい、絶対肯定の世界の有り様を示している真理だと言えるのではないでしょうか。

自分自身いつも思っています、現れようのない無限が私に現れているのだと。有限の私ですが、無限の命そのものと思っています。自らを尊んでいます。誰をも尊んでいます。

お互いに、命を大事に今日も生きましょう。

*空:sunya(サンスクリット語。sの上に´ uの上に-)sunna(パーリ語。nnの上に~~)固定的実体のないこと。実体性を欠いていること。空虚、欠如。

*このような空の本来の訳、並びに大乗仏教の空に関する訳を考えますと、私の解釈は、かなり個人的な解釈とお断りしておきます。

 


『運命を拓く』

2022-11-18 16:20:25 | Weblog

11月18日(金)晴れ【『運命を拓く』】

この本のタイトルの通り、運命を拓きたいとおもっている人には必読の本だと思います。中村天風先生のもとには、ナショナルの創設者、松下幸之助氏など多くの実業家の方々も参集したようです。

世の中には、ある悟りを得た方たちが、いらっしゃると思います。天風先生もそのお一人と思います。スピリチャルな次元の世界に入った方たちといってもよいかと思います。

この本の中から、私が学ばせていただいた言葉などをピックアップさせてください。咀嚼は皆様にお任せします。

〇本当の真理から論断すれば、何も神だの仏だのと頼らなくてもよろしい。むかしからの歌にもある。    心だに 誠の道に かないなば 祈らずとても 神や守らん。
 先祖を敬い、先祖を忘れないための、追善供養は必要である。だが、あなた方の神仏に対する信仰は、いつも自己本位な自分の生命や、自分の運命の安全ばかりをこいねがうだけが、目的になってはいはしないか。

〇一番根本は何か、というと、ただ一つの実在から産み出されたものである。その実在とは何であろうか。哲学では”根本的本源実在”と呼び、科学では、これを、極微粒子的なものとして、”エーテル”と名づけている。哲学の方では、人間の感覚では、捉えることの出来ない、茫漠たる、見えざる、一つの”気”であるといっている。(中略)いずれにしても、このただ一つのエネルギーを産み出す元が、宇宙を創り出したのである。

〇思考によってのみ”心”の活動は行われる、(中略)人間の、思ったり考えたりする”心”の作用というものは、”靈”の働きで動いているとすると、その霊という気は、宇宙を創っている創り主である宇宙本体が靈なのだから、やはりそれに通じている、ということである。(中略)どんな場合でも、心の思考作用と、宇宙を司る宇宙本体の創造作用ー物を産み出す力ーとは、別々に分かれているのではなく、本質的に、一つのものであるということを忘れてはならない。

〇「心とは何か」ということを考えてみよう。心というものは、人間の生命の本質であり、絶対に眼に見えない霊魂という気の働きに対する名称である。気の働きがないかぎり心という現象は生じてこない。さらにわかりやすくいえば、心というものは、霊魂という気の働きを行うための存在であり、心が思ったり、考えたりすることによって霊魂の活動が表現される。そして心の行う思考は、すべての個人の命の原動力となっている霊魂を通じて、その霊の本源たる”宇宙靈”に通じている。しかもこの”宇宙靈”は一切の万物を創造するエネルギーの本源である。この絶対関係を真剣に考えると、思考は人生を創る、ということに断然結論される。

*今日はこのくらいにしておきましょう。私自身も含め、ご訪問の皆さまが、咀嚼なさるのに、あまり多すぎますと、咀嚼困難、消化困難、腹痛になるといけませんので。でも実に示唆に富んだ教えと思います。

 


天風瞑想録を読んで

2022-11-17 18:34:16 | Weblog

11月17日(木)晴れ【天風瞑想録を読んで】

小学校以来の友人から、中村天風という方について教えてもらいました。彼は大変に天風先生の教えに傾倒して、その修錬会にも通ったという話でしたので、早速天風先生の本を一冊購入しまして、読ませていただきました。

『運命を拓く 天風瞑想録』(講談社文庫 1998年1刷、2021年68刷)

私は、今まで全く知らない方でしたが、知る人ぞ知る、という方でした。いや、ただ私が知らなかった、というだけで、周知の方だったかもしれませんね。

略歴を紹介しますと、お生まれは、明治9年7月30日に東京王子村にお生まれです。かなりのやんちゃだったようで、家族の手には負えないと、頭山満に預けられたそうです。20代のころ諜報部員として、旧満州に派遣されて諜報部員として活動。30歳の時奔馬性肺結核を発病し、なんとか治したい一心で、アメリカやイギリスに救いを求めて、行脚するも、回復の手段を手に入れることができず、日本に帰ることにしたのです。

その帰路、カイロで出会ったのです。ヨガの聖者カリアッパ師に。「お前は助かる」「お前は救われた」と言われて、ヒマラヤの第3の高峰、カンチェンジュンガの麓の村に連れていかれて、修行の日々を送ることになったのです。厳しい修行の末に。ついに結核は癒され、宇宙の真理に到達なさったのです。

日本に帰ってきてから、銀行の重役を勤めたりしましたが、大正8年「統一哲医学会」を創設、政財界の有力者も入会し、多くの人を救い、導かれたのだそうです。

昭和15年に「天風会」と改称、(よかったですね、統一の表現でなく。)昭和43年12月1日に帰霊、享年92歳。

いよいよ本題に入りたいのですが、この続きはまた明日にいたしましょう。


渡辺祐介監督の思い出

2022-11-14 21:52:13 | Weblog

11月14日(月)晴れ【渡辺祐介監督の思い出】

今日は思いがけない方の訪問がありました。
30年ほど前、U市に住んでいたころ、そのご夫婦のお父様のご供養を務めさせて頂いたご縁の方でした。たまたまこのお父様と知り合ったのですが、この方は、私が学生時代憧れていた渡辺祐介監督(1927年7月17日~1985年10月15日)と乳兄弟という深いつながりのある方でした。

この方と知り合った時は、祐介監督はすでにお亡くなりになっていました。大学時代、憧れの監督にお会いするのが楽しみで、よく顔を出されていたお店に通ったことを思い出しました。

『刑事物語 くろしおの詩』という武田鉄矢さんが主演の映画の中に、私の在家時代の名前の登場人物がいまして、なんだか嬉しく切なかったことを思い出しました。

祐介監督のドリフターズ主演の映画を、一緒に観に行ったことも、今、思い出しました。

思いがけない訪問客から、50年以上も前の青春の一コマを、思い出し、思い返しています。監督の訃報を知ったのは、修行時代のことでした。その時ずいぶん泣いたことを思い出しました。お墓参りにも後日行きました。そんなことがあったと、連鎖的にいろいろと思い出しています。
過ぎた日々、過ぎ去りし時、なんだか不思議な感覚です。確かに私にそういう時があったということ、祐介先生にかぎらず、過ぎ去りし時の自分の足跡、その時に生きていた自分の姿を、掌の上にのせて観てみると、妙な想いがします。

皆様はいかがでしょうか。

*本日ご訪問の方へ:もしこのブログをお読みでしたら、携帯の履歴に入っていませんでした。二回くらい呼び出し音を確認なさってから、宜しくお願いいたします。


体調不良に陶板浴の勧め

2022-11-13 20:46:10 | Weblog

11月13日(日)晴れ【体調不良に陶板浴の勧め】

「陶板浴」という施設は、ご訪問の皆様のお近くにありますか。私は今年になってから知りまして、時々行っています。これはお風呂ではありませんので、服を身に着けたまま、50度ほどの暖かい陶器の部屋で寝て過ごすことができます。抗酸化溶液を塗り込んだ陶板が床に塗り込んであります。

実は、私はこのところ十日間ほど、体調がすぐれませんでした。いつもと違う御馳走を食べまして、翌朝ひどいめまいと吐き気に襲われて苦しみました。その後、なかなか本調子に戻れないで、檀務は忙しいですし、困りましたので、思い切って陶板浴に行ってみました。

すっきりと治りました。なんとなく気持ちが悪かったのですが、それがすっかりなくなっていました。やはり体を温めるのはよいということを実感しました。

赤血球以外の人の細胞にはミトコンドリアという小器官があるそうです。このミトコンドリアは一細胞あたり100個から2000個ほど含まれているそうです。酸素を使い糖や脂肪を分解してエネルギーを作りだしているのだそうです。(小器官という表現がどうも理解できないのですが。)

ミトコンドリアの減少はガンや老化、慢性疲労、精神疾患にも関連し、美容効果にも関係があるようです。この反対にミトコンドリアが増加すれば、免疫細胞が増えまして、元気はつらつに生きられるようです。

では、どうしたらミトコンドリアを増加できるのか、37度で最も活性化するそうですから、熱を体に入れるのは、よいのではないでしょうか。陶板浴の施設がなくても、暖かいお風呂やサウナ、岩盤浴などよいではないでしょうか。光線治療器のある方は、勿論大いに効果的だと思います。

ミトコンドリアに関する情報は、光線治療の「光線研究」というお知らせから学びました。明日から寒いそうです。体を冷やさないようにお暮しくださいませ。