風月庵だより

猫関連の記事、老老介護の記事、仏教の学び等の記事

事故

2012-04-29 22:54:18 | Weblog

4月29日(日)晴れ【事故】

痛ましい自動車事故が、このところあまりに多すぎます。ドライバーのコンディションに、安全運転はかかっています。亀岡の痛ましい事故も、藤岡の事故も居眠りによるものです。

ハンドルを握る者は、自分の状況に責任をもたなくてはならないですね。

私も、このところ、疲れの限界を経験しています。あまりに話が違うことや、複数の人々を説得したり、問題を解きほぐしたりなどが、通常の仕事以外にさらに加わりますと、精神的な疲れが身体的な疲れを呼び込んでしまいます。

こんなときは、事故を起こさないようによくよく気をつけなくてはなりません。昨日は、サイドミラーが粉々になったくらいですんでよかったと思っています。

皆さんもくれぐれも運転にはお気をつけください。


未熟な運転

2012-04-25 09:44:53 | Weblog

4月25日(水)曇り【未熟な運転】

このところ、未熟な運転によって、悲惨な事故が引き起こされています。京都の青年による事故も、亀岡の無免許の18歳の青年による事故も、あまりの痛ましさに言葉がありません。

18歳を少年ということはやめよう、といいたい。18といえば立派な大人です。少年という言葉に甘えていさえするのではないでしょうか。少年といえるのは、せいぜい15歳までです。大石主税が赤穂浪士として、立派に戦いに出たのは数えの16歳(満15歳)、楠木正行が湊川の戦いにいく父正成から後を託されたのは数えの14歳(今の13歳)、あげれば限りなく日本男児は、13,4歳で、元服し、立派に大人として生きてきたのです。

なにより道元禅師が出家を決意なさって、比叡山の良顕法眼を尋ねたのは数えの13歳(今の12歳)です。今満年齢で数えていますが、数えで数えるのが、本来と思っています。因みに韓国では今でも数え年齢です。満18歳は、昔風に数えれば19歳ですよ。(*しかし、50歳を過ぎたら満年齢のほうが良いかもしれませんね。冗談ですが)

とにかく社会が子どもをスポイルしすぎています。それは人間をかえって駄目にしてしまってるのではないでしょうか。もう一度、根本から教育や制度や法律も考え直す必要があります。

無免許運転と18歳の少年扱いに対してとは、話がずれてしまいましたが、ちょっと、一言。

さて、全く違う話ですが、私は免許を取得してから25年、20万キロ以上運転しています。ところが、いまだ信号のない道で右折したり左折するのに、右を見て、左を見て、また右を見て、また左を見て、というように全く臆病です。

また矢印のある信号の見方が昨日までわかりませんでした。四面道の交差点で青梅街道から環八に入るとき、信号の見方にいつも迷っていました。環八千歳台というところの信号を右折するときも、直進の矢印で停止線の先まで出て良いのか迷っていました。いけないそうですね。そのうち警察に聞きに行こうと思っていましたら、昨日教えて下さる人がいて、よく分かりました。

青信号だけのところなら、曲がるときに停止線よりも出てよいそうですが、赤信号に矢印の場合は、右折矢印が出るまで、停止線で待っていなくてはならないそうですね。私は本当に運転に未だ未熟であり、無知です。こういう人間も運転しているのですから、歩行者も自転車の人も、車を運転している人も、お互いに、皆気をつけたいと願っています。

 


大家族

2012-04-22 22:34:17 | Weblog

4月22日(日)曇り後雨

今日は、大家族の家の法事でした。

今日の法事の主人公は、12年前に85歳で亡くなられた婦人です。20人くらいいるひ孫の中、今日は15歳から1歳までのひ孫11人列席、孫は15人くらいいるそうです。お子さんは、この家の主人が長男で他に3人の息子と2人の娘に恵まれた婦人です。

この婦人がこの世に存在してくれたからこそ、多くの子孫が命を継承できました。あっぱれ、といいたいほどです。そんな気持ちで、法事をつとめました。5歳の坊やも、「般若心経」をおとなえしてくれました。お経をとなえる子どもさんの声ほど、聞いていて嬉しいものはありません。その合間には、ときどき赤ちゃんの泣き声も合いの手のように入ります。いいですね。

幼いときから、お経をとなえたり、お焼香をしたり、合掌をしたりして、いいですね。

大人たちも、子どもたちの真剣な姿勢に、かえって学んでいるほどです。いいですね。

今日は、そんなご法事でした。こうして、人々が亡き人を偲び、手を合わせる供養のお手伝いをできることは、いいですね。そうして、そんな折に、仏の教えを伝えられること、いいですね。

感謝の一日でした。気候不順な日々です。皆さま、体調にはお気をつけくださいませ。

*中には、お子さんに恵まれないご夫婦もありますし、命を継承することのない人(例えば、私)もいます。それぞれですので、この記事はこの記事としてお受け取りください。

*子どもたちが犠牲になる事故が絶えません。こんな可愛い子どもたちが、無事に成長して欲しいと願わずにはおれません。

ルナとキヨです。

 

 

 


福島からの移住

2012-04-12 09:57:44 | Weblog

4月12日(木)晴れ【福島からの移住】

昨日11日に、フジテレビで、知人の家族が紹介されました。(時間が間違っていまして、お詫び致します)。住み慣れた故郷を離れる辛さは、多くの方々が味わっていることでしょう。ことにこのご家族にとって、福島の住み慣れた家は、2年前に亡くなられた、子どもたちにとっては優しい父親との思い出が一杯につまった場所です。その父親のお墓もある土地です。

この父親は、大雄山最乗寺という南足柄市にある僧堂に安居していた頃の私の法友でもありますが、一昨年、山の畑仕事中に不慮の事故でお亡くなりになってしまいました。大変な子煩悩でしたので、この度の原発事故による子どもたちの健康についての影響を、生きていたなら一番に心配したことと思います。

福島を離れることについては、福島を捨てるのかといった反対もあったりで、子どもたちのおかあさんは、本当に大変なご苦労をされたようです。しかし、山の麓という家のある立地条件にもよるのでしょうが、放射線量がかなり高いので、幼い子どもたちの事を考えれば、移住せざるをえないのです。

この一年の心労はいかばかりだったかと思います。ようやく母子共に、長野県に移住することができ、新たなる一歩を踏み出すことができたようで、一安心致しました。しかし、だからといって、安心ばかりしてはいられません。三人の子どもを抱えて、女手一つで、住み慣れない土地で暮らす苦労はさらなるものがあるでしょう。

一箇所の原発事故がもたらした一家族の姿を、テレビを通して見せて頂きました。しかし、氷山の一角、いや一点の姿であります。他の多くのご家族も、言葉では言い表せないほどの、それぞれのご苦労をなさっていることでしょう。

昨日はスマトラ島沖で、マグニチュード8.7の大地震がありました。また今朝はメキシコでも震度7の大地震がありました。(津波は大きくなかったそうで、被害は少なかったようです。)あっちとこっち、日本ははさまれているように、素人は感じます。また日本に大きな地震が来ないとも限りません。もしまた原発事故がどこかで起きたら、どうなることでしょう。経済のことも政治のことも、二の次にして、命優先、生活優先の電力供給を考えては頂けないでしょうか。できない相談ではないはずです。

子どもの頃、偉人伝で読んだキュリー夫人は、ラジウムの研究などで、放射線障害によって、フラフラになって路上で倒れて亡くなったそうですね。そういうことは子どもの本には書いてありませんでした。都合の悪いことにはフタをして、都合のよいことだけは公開している現状と同じですね。

たった一度のこの人生、誰しも、できれば一日でも長くこの地球にいたいのではないでしょうか。5年後、10年後、放射能汚染による人体へのダメージが出てきたとき、私たちは「やっぱり」ということだけしかできないのでしょうか。

 

 


福島からの移住について(テレビ放送のお知らせ)

2012-04-09 12:18:26 | Weblog

4月9日(月)晴れ【福島からの移住について(テレビ放送のお知らせ)】

友人の家族が、福島から他県に移住しました。原発から100キロのところでしたが、1マイクロシーベルト以上の放射線量があるそうです。幼い子どもがいますので、苦渋の決断だったと思います。

11日(水曜日)午後11時半(11時55分からでした)からフジテレビで、この家族についても放送があるそうです。

しかし、100キロ離れていても1マイクロシーベルト以上/1時間あるのですから、原発の近くはどうなのでしょう。この家は山の麓にあるそうですので、立地も放射線量と関係があるかもしれませんが、幼い子どものいるご家族は心配が絶えないことでしょう。(因みに私の住んでいるところは、平均0.15マイクロシーベルト/1時間あります。原発事故以前の値がわかりませんので、なんともいえません)

誰しもが、自分の子が幼くて、原発の近くに住んでいたとしたら、どうするか、と日本中で考えてみてはいかがかと痛感致します。

先日の広瀬隆氏のUSTREAMでも、原発がなくても日本の電力はまかなえると立証なさっていました。安全で安心な電力の供給をすることが、電力会社の責任だと思います。

考えてもしようのないことですが、こんなとき、中部電力の重役であった白洲次郎氏がご存命ならば、なんとおっしゃったか尋ねてみたいところです。

政治家でもなく経済人でもない宗教者が、原発反対を唱えることは立ち入り禁止区域に入ることという考えの方もいるようですが、私はそうは思いません。この度の事故で犠牲になったのは、政治でしょうか、経済でしょうか。たしかに経済も政治も混乱をきたし、損失を蒙っています。しかしそれ以上に犠牲を払ったのは、個々の家族の命であり、生活です。宗教者の願いは人々の命の尊重と、人々の日々と心が平和で安楽であることです。それが脅かされているのです。宗教者こそ立ち入るべき問題です。

どこかの国では、原発についての審議会の委員は、科学者よりも宗教者が多いというようなことを聞きました。日本の原子力安全委員長 のM氏は、菅首相が水素爆発はないか、と聞かれたとき「ない」と答えた方です。その直後爆発はありましたね。また「原発は儲かる」とも言った方ですね。

まだまだフクシマは終わっていないのです。あまり言いますと風評被害に影響するかもしれませんが、一隅のブログで吠えたところで、草一つ揺るがせることはできませんでしょうが、空に向かって息を吹いています。

皆様、日々をお大事に。


緊急ご案内(広瀬隆氏・原発ゼロ)

2012-04-04 21:57:46 | Weblog

4月4日(水)晴れ【緊急ご案内(広瀬隆氏・原発ゼロ)】

昨日の暴風雨はすごかったですね。皆様、被害はなかったでしょうか。こちらは問題ありませんでした。お寺の方は、桶に水をいれて下においておいてくださった人がいて、桶が飛ばされないですみました。

さて、4月5日(木)に下記のご案内の通り、広瀬隆氏の話がありますので、一人でも多くの方に御聴きいただけましら嬉しいです。

取り急ぎご案内まで。

「広瀬隆です。全国のみなさま、日々、本当にご苦労さまです。頭が下がります。4月5日(木曜日)の夜9時から、週刊朝日UST劇場(インターネットustream)にて、大飯原発の再稼働を阻止するために、「関西電力の嘘──関西地方は原発ゼロでも真夏に電力不足は起こらない。みんな安心して!!」に出演し、関電の大嘘を実証しますのでお知らせします。ホーム頁【http://www.wa-dan.com/】「談」にアクセスし、中段の「週刊朝日UST劇場」の「再生」ボタンをクリックすると見られます。再稼働計画が暴走している関電の問題にしぼって検証しますが、すべての電力会社が同じですので、この検証方法は日本全国どこの電力会社でも活用できます。私たちの仲間だけでなく、電力不足や節電キャンペーンにおびやかされている企業関係の多くの方に広めて視聴していただければ幸いです。この番組の生放送を視聴できなかった場合は、二、三日か数日あとで再放送になりますので、ホーム頁【http://www.wa-dan.com/】「談」にアクセスし、中段の「週刊朝日UST劇場」の「再生」ボタン隣の「アーカイブ」ボタンをクリックすれば過去の放送を視聴できます。では、よろしくお願い致します。ご返事無用です。草々不一