風月庵だより

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小説家志望の夢

2025-02-01 20:45:06 | Weblog

2月1日(土)曇り【小説家志望の夢】

2月ですね。迅いですね。ついこの間2025年の幕が開けたばかりだというのに。

さて、「小説家志望の夢」とは、私が中学から大学までいやその後も持っていた夢でした。

今はその夢はありません。ただ、もう一冊どうしても書きたい経典の解説書をあたためてはいます。

先ほど、私が浦和の浄土宗のお寺の留守番として、10年暮らした時、寺子屋をしていた時の教え子から電話をもらいました。彼女は時々電話をくれます。寺子屋をしていた時は、今から38年くらい前の話です。

電話の主の女性が、小説の応募作品が最終選考まで残ったという報告でした。彼女は漫画も描いていましたし、これからも書いていくと言っています。

私にできなかったことを、寺子屋時代の教え子がしていてくれているということは、嬉しいですね。

そういえばもう一人、数年前の話ですが、小説の選考会で最終選考に残った教え子がいて、一冊にした本を送ってくれています。

寺子屋の教え子は、8人にも満たない人数でしたが、その中の二人が小説を書いていて、最終選考まで残っているということは、なんだか嬉しいです。

自分が果たせなかった夢を、引き継いでもらっているような気がします。

2月の幕開けは、そんな嬉しい幕開けでした。

皆さま、明日は雪かもしれないそうです。風邪にはお気を付けくださいませ。

*箱好きのルナちゃん、机の上は乱雑ですが、編集の仕方が分からないので、雑然のまま失礼。

 


終末期医療を止めよう

2025-01-29 13:13:43 | Weblog

㋀29日(水)晴れ【終末期医療を止めよう】

今朝、友人のご葬儀に参列してきました。真言宗の檀家さんでしたので、ご住職の素晴らしい声明に掌を合わせつつ、彼女の冥福を祈らせていただきました。

しかし、最後のお別れで御花入れに参加させていただいたとき、「お母さんの顔は全く変わっています」と娘さんに言われて、お棺の中の友人の顔を見た時、(どうしたの、この顔は)とびっくりしてしまいました。

ほっそりとした可愛らしいお顔の女性でしたが、それこそ風船のように膨らんでしまったお顔で、全く別人のようなお顔になってしまっていました。

娘さんが言われるには、心不全で倒れて以来、話も全くできない状態で意識もなく、10日の間、何回か危篤状態になったのだそうだそうです。

その間、お小水がでないので人工透析、輸血、心臓を活性化させる点滴、など等の医療を施されてしまい、顔がどんどん膨らんでしまったのだそうです。

あきらかに死期が迫っている人に、意味のない終末期の医療を施す必要があるのでしょうか。

私は自分の母を病院ではなく、母の自室で看取りまして、一切の管はつながないで、あの世に送ることができました。元気な時に延命治療はいらないということを、便箋に一枚書いておいてもらいました。日付けと印鑑は大事です。

皆さん、あきらかに死期が迫って、あの世に帰るときは、「延命治療はのぞみません」の一筆を書いておかれてはいかがですか。私もそうします。

あの世に帰って、六年前に帰っている仲の良かったご主人に会っているかもしれません。そのお顔は治療される前の可愛いお顔に戻っていると思います。冥福を祈っています。


後継者という課題

2025-01-26 10:35:40 | Weblog

㋀26日(日)晴れ【後継者という課題】

23日は京都、24日は福井の永平寺に行って参りました。

京都は、或るお寺に昔からの友を後継者として、おいていただけないかというお願いです。

永平寺のほうは、当寺の跡取りとしてどうかと、修行にだしている弟子に面会です。

この二件は同じ後継者の件ですが、立場が逆です。

後継者を探してと、頼まれていないお寺に、お願いに行くのですから、こちらの要望をはじめからいろいろと申し入れることは、おかしいと思っています。

私がこの老師なら、信頼できるという方を紹介しているのであり、このお寺なら修行ができるだろうという「場」なので、紹介している、という思いがあります。

受け入れてもらえるか、そして本人がそこで勤まるか、双方が決めることですが、お任せしたいと思いますが、身一つでその場で勤める覚悟が無ければ、後々不満が生じるでしょう。

永平寺で修行している弟子のほうは、こちらが後継者にどうかと、と思っていますので、こちらの受け入れの条件を提示しなくてはなりません。

それを受け入れられれば、将来の後継者として、受け入れますが、そうでなければ、残念ですが、後継者としては難しいでしょう。

私はへつらったり、懇願するつもりは全くありません。

本人次第です。今は出家する人が少ないですから、大事にしたいとは思っていますが、本末転倒するようなことは避けなくてはなりません。

話の分かる人間ではありたいですが、甘い考えですと、私が任されたこのお寺にとって将来良からずと思いますので、しっかりしたいと思っています。

そんな課題があると分かって帰ってきた面会でした。

今日は珍しく法事の無い日曜日で、ご祈祷不参加の方々へのお札配りの作務の続きをします。この作務もお手伝いの方々に助けられています。

ほぼ10年お手伝いに来てくれている人達がいますので、まことに有難いと思っています。

京都もどこも観光はできませんでした。永平寺もどこもお参りはできませんでした。疲れた、と言いたいところですが、氣を奮い起こしましょう。

皆様も寒いでしょうが、風邪やインフルエンザにはご注意ください。

 

 


地球人の使命と可能性 木内鶴彦

2025-01-22 11:31:06 | Weblog

㋀22日(水)晴れ【地球人の使命と可能性 木内鶴彦】

木内鶴彦さんのご冥福を祈り、冥界でのさらなるご活躍を祈っています。2025年12月1日 臨死体験ではなく実際に帰還なさいました。

昨日『生き方は星空が教えてくれる』(サンマーク文庫2015年初版)を読み終わりました。このところ忙しくしていまして、本に向かい合う時間がなかなかとれませんでした。

木内先生に関しては前にも当ブログ内でご紹介したかもしれません。

木内さんは、22歳の時実際に心臓が30分ほど停止していたそうですが、その間、意識体となって臨死体験をなさったことは、YouTubeでも紹介されています。

その後中国に星の観測会を開いた時にも、臨死体験なさったそうです。

もう一度は、忘れました。

木内さんは彗星捜索家としても世界に知られています。

子どものころから星に興味を持って、その頃望遠鏡は簡単に手に入りませんでしたので、虫メガネなどを使って自分でつくり、自分だけが星を見て喜ぶのではなく、友人や大人たちにも星を見る楽しさを分かち合ったそうです。

やがて長じて、航空自衛隊に入ります。その後のことかもしれませんが、米軍の軍人たちとの会合の時、軍事的に利用されているインターネットの機能を一般人にも開放するべきであることを提案してくれましたので、現在、私たちが自由にインターネットを利用することができているのだそうです。

木内さんは、辛抱強い星の観測を長年続けまして、「KIUTI」と名のつけられた彗星は3個と名前は付けられていませんが、重要な彗星を一個見つけています。

それがスウィフト・タットル彗星で次に地球に接近してくる2126年には地球にぶつかるか、非常に接近してくる可能性があるようなので、かつてメキシコ湾に巨大隕石が落下して恐竜が絶滅したと言われていますが、同じようなことが起こらないとも限りません。

また私たち地球人が住む太陽系は、銀河の中の有る星に向かって旅をしているそうです。その星の名は「ベガ」(七夕の織姫星)だそうで、23万5千年後、太陽系はベガ系に接近するのだそうです。

その時何が起きるのでしょうね。

太陽系も宇宙を旅しているのですね。

なんとも不思議なことですが、木内さんのように宇宙の星々に興味を持ってくださる人がいて、このようなことも分かります。

地球を大事にしましょう。人類という生物の為だけではなく、猫や犬やゴリラやクマやカラスやアリや、あらゆる地球上に生きる生物の為にも、桜や紅葉やバラや椿や白菜やダイコンや枇杷の木やホウレン草やニンジンやお米や、全ての植物や野菜の為にも、この地球というガイアが生き物なのだということを実感して、今現在この地球に生きている人類には責任があります。

自然の生態系を自分勝手に壊しているのは、人間です。

地球上の生物が滅亡する時が来るかもしれませんが、それまで、丁寧にこの地球を使わせていただきたいものです。

戦争などしている場合ではありません。大宇宙の真理を知れば、もっと楽しくこの地球で遊ばせてもらえるでしょう。

ということで、今日はこの辺で。

木内先生がお書きになったことと、違っているかもしれませんが、興味の有る方は、木内鶴彦さんの著書をお読みくださいませ。


めまいとアース

2025-01-21 16:55:19 | Weblog

㋀21日(火)曇り【めまいとアース】

私が、J.comの無線によって、ひどいめまいに襲われたことを知った電気会社の社長さんが、アースをつける工事の手配をしてくださいました。

昨日、かねて安くなったら書庫と本堂の廊下にエアコンをつけたいと頼んでおきましたので、その工事を兼ねて電気設備の会社の方々が、あちこちのエアコンの室外機にアースを取り付けてくださいました。

社長さんもわざわざ遠方から来てくださいました。

こうして友人たちの援けを受けながら、生きています。

誠に有難いことだと思います。

今日あらためて建物のまわりをまわってみまして、あちこちに付けられた緑のアース線を写真に撮らせていただきました。

あらためて多数の室外機が設置されていることがわかりました。写真は一部ですが、この頃の亜熱帯の暑さを回避するために贅沢なようですが、あちこちにエアコンを設置しています。

これ等のアースが付けられていませんでしたので、人間の体は帯電しますから、ひどい眩暈に襲われてしまったのです。

皆様も何となく不調、という方がいらっしゃいましたら、建物内の電気製品のアースはどうであるか、ご点検くださいませ。

今日は寒いです。暖房の援けを借りています。灯油ストーブで姉の住んでいる近くのお家や3件ほど全焼、延焼など火事の話も聞きました。私も今は灯油をやめて、電気に頼っています。

いつまで電気を使える時代が続くかわかりませんが、今は有難くこの楽な冷暖房を享受させていただきます。

明日のことはわかりませんが。

先の先を考えても仕方がありませんし、決して悲観主義ではありませんが、お気楽でもありません。

寒いですし、インフルエンザが流行っています。どうぞ、くれぐれも健康にご留意ください。なんと、一月も、はや下旬になりましたね。

 

 


終活は整理整頓

2025-01-20 21:55:47 | Weblog

㋀20日(月)晴れ【終活は整理整頓】

この頃は、「断捨離」ということをよく聞きますが、私はどうも思い切りが悪く、紐さえとっておくという保存魔です。

こうなったら「断捨離」より「整理整頓」だと決めました。

いつ何時、私があの世に飛んでいってしまっても、場所ごとに後片付けの人をお頼みしておいて、さっと捨てていただければと思います。

始末には、大きなものはお金がかかりますので、そんなことも勘案しておいて、「整理整頓」いたしましょう。

*これでも整理整頓した食料倉庫です。これで、私には十分に整理整頓できたと思えているのですから、おめでたいでしょうか。この棚板の移動がか弱い力では、かなり大変で金づちを使ったりして、工夫しました。とにかく物が多いです。

やはり「断捨離」でしょうか?

 


新年祈祷会

2025-01-17 16:52:25 | Weblog

㋀17日(金)晴れ【新年祈祷会】

今から30年前のこの日、午前5時46分に、阪神・淡路大震災が起きました。本師とともに大雄山にいた時、早朝テレビの報道で知りました。震災に遭遇された皆様に、あらためて哀悼の意を表します。

さて、一昨日、当寺の新年祈祷会を開かせていただきました。

毎年三が日の間、檀家さんの幸せを願い、祈祷札に念を込めて祈祷しています。『理趣分』という長いお経をお唱えをして、それぞれの祈祷札に三回念をこめるのが私のやり方です。

しかし、暮れからお正月にかけて、いつも忙しく、ゆっくりとお正月を味わうという感じがありませんので、そろそろ終わりにさせていただこうか、という弱気を起こしかけているのですが、

「この世の人々の幸せと、あの世の人々の幸せ」を願うのが、私の役目、と自認していますので、やはりやめるわけにはいきません。

住職が、どれほどに気を入れているか、檀家さんたちにわからないかもしれませんが、私にはわかっています。

しかし、皆さん、大変でしょうから、参加しなくてもよいですよ、とお知らせしておいたのですが、ほとんどの檀家さんが参加なさいました。

このお寺の檀家さんは、実に真面目だと感心してしまいます。檀家さんに恵まれていますので、私でもなんとか住職を勤められてきました。

法話は三回に分けて勤めさせて頂きました。今日は少し疲れていましたが、郵便局まで、歩いていきました。5200歩歩きました。ほどよいでしょう。

年相応に、程よく生きてまいりたいと思っています。

皆さまも、それぞれの御いのち、程よくお大事に、今年もよろしく。

報恩に生きよう 

楽しく生きよう

生かされよう

なにがあっても、ね

*ムックが帰ってきました、よかったです。かなりけがをしていますが、かさぶたになっています。


美しき月

2025-01-12 20:44:35 | Weblog

㋀12日(日)晴れ【美しき月】

満月は明後日だそうですが、昨日の月は美しかったです。

ムックが帰って来ないかと思い、夜も外に出てみますと、美しい月でした。

今夜は月は出ていません。ムックちゃんの姿も、見えません。

お月様、ムックは見えませんか。私の家族は猫なのです。

ペットも一緒にお墓に入れたいという人の気持ちは理解できます。

私は、そうはしませんが。

月 すべてを 照らせり 


鏡開き 小豆かぼちゃ

2025-01-11 20:21:35 | Weblog

1月11日(土)晴れ【鏡開き 小豆かぼちゃ】

今日は鏡開きです。お供えした鏡餅の小さいのを少し切りました。

また、壽餅で贈ってもらった御餅をフライパンで焼きました。小さすぎて、とても網で焼くことはできません。

それではとても足りませんので(お腹の足しに)キビ餅を焼きました。

「笑顔のエプロン」というお料理のYouTubeで、小豆かぼちゃの作り方を見ましたので、昨日、北海道かぼちゃを買ってきておきました。

小豆は昨晩から水に漬けておきました。圧力釜を使わないで、ゆっくりと煮ました。母がよく小豆は躍らせてはダメ、と言っていたので、ゆっくりと煮ました。子供の頃、練炭火鉢があって、その上でいつもいろいろな料理を作っていたことを思い出しました。

4毒(小麦製品、甘いもの、乳製品、植物性油)抜きの実験(自分で人体実験と表現しています)をしていますので、お砂糖はいれません。塩味です。十分です。腎臓の悪い人はたしか東城先生が塩味の小豆を煮たのが良いと、おっしゃっていましたね。私は腎臓は別に悪くありませんが、今までも砂糖抜きの小豆が多かったです。

下の写真:下の小さな小さな二つの白いのが、壽餅です。

その上のちょっと大きいのは、やっと少しだけ切れた鏡餅の一部です。

美味しかったです。白菜漬けがあるとよいのですが、まだつかっていませんし、沢庵は大根を干しすぎたせいか、まだ水があがっていませんので少し塩水を足してみました。今年の沢庵はあまり期待はできない感じですが、はたしていかがでしょう。小皿の上の白とオレンジは大根と人参の糠漬です。

 


ムック大怪我

2025-01-10 21:24:09 | Weblog

㋀10日(金)晴れ【ムック大怪我】

今日も寒いです。

ムックちゃんがなかなか小屋に戻ってきません。毎朝すぐに猫小屋の屋上を見るのですが、血だらけの事件の日から、ムックの姿が見えず心配していたのですが、先日ムックが帰ってきて喜んだ記事を書きましたが、今度は大怪我をしてしまっています。

右耳の下です。それでもご飯を夢中で食べていますので、本人はそれほどのダメージを感じていないのでしょうか。捕まえて病院に連れていきたいですが、一回失敗してしまいまして、その後チャレンジしましたが、ダメでしたのと、一回レッサーパンダがかかってしまい、大騒動でした。

白黒ジャックにやられたと思います。逆にジャックを捕獲籠に捕まえるようにしてみましょうか。

とにかく心配しています。