10月27日(日)曇【癒しのコンサート】
クラヴィコード(古典鍵盤楽器)
左側に鍵盤があり、右側に金属弦が鍵盤の数だけ張られています。
演奏者の森澤登志子先生は、ピアノを教えている先生ですが、この14世紀に生まれたクラヴィコードにドイツに行ったときに出会い、いつか弾いてみたいと思ったのだそうです。日本に帰ってきてから、一年後にそのチャンスに出会い、以後40年間、日本クラヴィコード研究所で学ばれたそうです。
ライアー(竪琴)
ライアーは、1926年、音楽療法の為に、制作された竪琴です。
演奏者は、高木芙二子先生です。
どちらの楽器も音量は小さいですが、とてもやさしい音色で、本当に癒されました。ライアーの演奏は軽いタッチのように見えましたが、「重労働です」と高木先生は仰いました。
この二つの楽器の演奏会は、非常に珍しいそうで、今日は、稀有な機会に恵まれました。演奏を聴いている間、心がとても癒された感じです。バッハはこのクラヴィコードを好まれたそうです。バッハの「シチリアーノ」という曲を聞いたときと、心が静かに揺さぶられる感じがしました。
久々にとてもゆったりした時を過ごさせてもらいました。