2月11日(月)晴れ【PM2.5】
この頃頻繁にPM2.5という文字を目にする。改めて調べなかったが、古い新聞を広げて、本堂で花の整理をしていたら、PM2.5の文字が丁度目に入った。5年前の毎日新聞の記事である。日本列島の公害を特集している記事である。「東京大気汚染訴訟」の見出しの記事の中に、「健康被害に直結する微小粒子状物質(PM2.5)」と書かれている箇所があった。
PM2.5は直径2・5マイクロメートル以下(1マイクロは100万分の1)の微小粒子状物質。
改めてwikiで検索してみた。
浮遊粒子状物質、略称:SPM, Suspended Particulate Matterは、大気中に浮遊している粒子状物質(PM)のことである。代表的な「大気汚染物質」のひとつ
浮遊粒子状物質のなかで、粒径2.5μm以下の小さなものを微小粒子状物質(PM2.5)と呼んでいる。 微小粒子状物質は粒径がより小さくなることから、肺の奥深くまで入りやすく健康への影響も大きいと考えられている。
肺の奥深くまで入りやすいということから、肺ガンなどを引き起こす要因となっているようである。車の排気ガスや石炭を燃すと出るそうだが、農薬から出るということはないのだろうか。
放射能はどうなのだろうか。とにかく目に見えないものほど怖いものはない。
PM2.5用フィルターマスクが、売り出されているようだが、農薬をまいたり消毒などをする農家の人たちにも是非使ってもらいたいと思う。
今日は風が強く埃がひどかったが、埃は目に見えるので、まだよいが、そのなかに目には見えない汚染物質が含まれているということを改めて感じた。中国だけの問題ではない。ぜんそくの人たちは辛いことであろう。
楽天的でなければ生きていけない現実の世界であるが、楽天的ながらかなり心配して世の状態を認識せざるを得ないこの頃である。