9月9日(日)晴れ【第二の故郷】(別れの朝)
今日は、亡き本師のお誕生日でした。毎年、兄弟弟子や娘さんたちと集まってお祝いをしていましたし、お亡くなりになってからも、この日に本師を偲んで集まっていました。今年は、集まれませんでした。
さて、先日、前に住んでいた街に、用事があって行ってきました。行きますよと、友人たちにメールを打ちましたら、皆集まってくれました。
この街には高校時代からの友人もいて、年中会っていましたし、メールして集まってくれた友人は、ルナを見つけてくれた人たちです。引っ越しの時も、夢中で手伝ってくれました。
郵便局の人たちも、私の顔を見るなり、喜んでくれました。
この街には、シャッター通りはありません。駅から2キロほど個人商店が軒を連ねています。スーパーマーケットも2軒ありますが、それで、個人商店がつぶれるということはありません。商店主たちとの会話もあります。通りにはいつも人々が行きかい、いきいきとした街です。
七年間住んだ街ですが、この地で一生を終えようと思って移り住んだ街です。本当に大好きな街です。大好きな友人たちの住む街です。私にとっては第二の故郷のような街でした。
写真のルナとキヨは姉妹で、ダンボールの中から発見されました。一階の家に貰われていったキヨは、毎日遊びに来ていました。
姉妹の別れの朝の写真です。
母と私とルナが移り住んだ新しい街が、はたして第三の故郷と呼べるような街になってくれるでしょうか。新しい日々がはじまっています。