Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

茨城県最高峰、八溝山登山

2013年07月05日 | 山歩き

茨城・福島県境、八溝山

 

7月2日(火)    天気=曇り時々雨

 

09:50登山口駐車→ 10:10~14金性水→ 10:16~19鉄水→ 10:35~11:03八溝山→ 11:07日輪寺分岐→ 11:24~30日輪寺→ 11:50登山口駐車場

 

 ボランティアから帰宅した翌々日に茨城・福島の三百名山、八溝山と大滝根山登山に出掛けた。年金暮らしの身で慌ただしく行く事もないのだが、マア何時ポックリ逝くか判りませんのでね。

 標高1022mの八溝山は茨城県最高峰だが、山頂まで車道が通じ車で行く事が出来る。しかしそれでは登山にならぬので、標高760mにある参道入口の駐車場から登る事にした。山頂まで標高差260m余の楽ちん登山です。

 東北道、矢板ICから慣れぬ道をカーナビの指示に頼ってAM10時前、駐車場に着いた。車を出るとムシムシして今にも雨が降りそうな天気だ。

 参道入り口の駐車場

 車道を歩き始めてすぐに旧参道が右に分岐する。この道は山腹を捲く緩やかなコースで八溝五水と呼ばれる水場が点在する。出発して20分程で最初の水場「金性水」に着いた。パイプから水が滔々と流れている。案内板には「この水場の名は、水戸藩主、徳川光圀公が命名された。」と書かれていた。

 金性水水場

 その先には「鉄水」という水場があり、四角い石の水槽の中から水が湧き出していた。ここから急な階段登りとなり、やっと登山らしくなってきた。

 山頂直下の急登

 車道を横切り、日輪寺に分岐する道を過ぎるとアッケなく八溝山(1022m)に到着した。山頂には八溝嶺神社が建ち、その奥に山頂標識があった。

 八溝山山頂

 更にその横にまるでお城のようなコンクリート製の展望台があり、この最上階からは四周を眺める事が出来、晴れていれば富士山も見えるという。今は無料になったが以前は有料だったそうだ。周囲の風景と馴染まず、何故こんなものを建てたのか?に思うほどで、金を払ってまで入場する気にはならない。

 お城のような展望台

 展望台最上階から西側の展望

 山頂でコーヒーでも沸かしてと思ったが、空模様が怪しいのでパンとお茶だけ食事を済まし山頂を後にする。下山は日輪寺を精油する道を降った。こちらは気持ちの良い尾根道がしばらく続き、苔に覆われ滑りそうなコンクリートの道を降ると赤い柱と白壁の日輪寺に着いた。

 日輪寺への下山道

 日輪寺までは車道が通じ、数組の人が参拝していた。このお寺は坂東三十三番観音の一つで昔は栄えていたそうだが、車の無い時代此処まで登って来るのは大変だったろう。

 日輪寺境内

 ここから古木が立つ趣のある参道を降って、八溝五水の下流となる沢を渡る。沢にはワラビ畑が一面に広がり、盗難予防の為か有刺鉄線で囲まれていた。

 沢一面のワラビ畑

 沢を渡るとわずかな登りで車を停めている駐車場に戻った。時刻はお昼前、午後は観光タイムとし、まだ見た事のない「袋田の滝」へ向かった。

 流石有名な観光スポットだけあって、町営の無料駐車場から滝へ向かう途中の飲食店や土産店は、平日ながらソコソコの人出で賑わっていた。

 入り口で300円の入場料を払う。自然の景観を見るのに有料なのは少し抵抗があるが、仕方ない面もあるのだろう。袋田の滝の初印象は予想以上に立派で少々驚かされた。幅広い滝一面にスダレノように水が流れる優美で雄大な眺めは、流石日本屈指の名瀑だと実感した。

 名瀑「袋田の滝」

 明日は阿武隈山地の最高峰、大滝眼山を登る予定なので、今宵宿泊する登山口近くの宿「星の村ふれあい館」に向かいます。

 

コメント
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