平成25年9月2日
昨日は関東大震災の発生から90年という防災の日だったのでテレビも防災に関するものを多く報じていたが、NHKのスペシャル番組「メガクエイク」には一寸圧倒された。膨大な情報を基に巨大地震の脅威がこれでもかと描かれており観る人を打ちのめすような映像だった。重々しいサウンドにのって映す近代都市「東京」がまるで砂上の楼閣のように見えた。これはフィクションだと笑って済ませられればよいが、100%の確率で起こる恐ろしい日本の現実なのだ。言い換えれば日本の国土は巨大な火薬庫で囲まれたようなもので、そんな場所に制御不能となれば破滅しかない原発を稼働させるのは無謀としか言いようがない。経済効率が悪くとも再生エネルギーの開発しか日本の生き延びる道はないように思えてきた。