Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

映画「許されざる者」の感想は

2013年09月15日 | 映画・コンサート

 平成25年9月15日

 封切されたばかりの渡辺謙さん主演の映画「許されざる者」を観てきました。クリント・イーストウッド映画のリメイク版という事で少し期待して観たのですが、ドライで壮大な風景が舞台のアメリカ版と異なり、日本版だとどうしてもウエットな雰囲気の映画になってしまいますね。

 北海道開拓村のボス(佐藤浩市)と、元幕府の刺客(渡辺謙)の絡みを軸に物語りは進みますが、殺戮シーンが多くて暗く重い映画です。出演する俳優さんは皆実力派揃いで、舞台となった北海道の風景も雄大で素晴らしいのですが、どうもストーリーに一貫性が無く「エッ何で?」っていう感じで、もう一つ感情移入できませんでした。起承転結がはっきりせずスカッとした気分になれない映画というのが私の観終えた感想です。まあ映画に対する想いは人それぞれ、役者さんの熱い演技と北海道の雄大な映像は素晴らしかったですよ。

コメント
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