Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

秋田、和賀岳登山

2013年09月20日 | 山歩き

9月20日(金)   天気=晴れ 

06:30真木林道登山口→ 06:40甘露水(登山口)→ 07:28滝倉→ 07:58倉方→08:28~36薬師岳→ 09:07小杉山→ 09:58~10:26和賀岳→ 10:58小杉山→ 11:16~26薬師岳→ 11:47倉方→ 12:01滝倉→ 12:24甘露水→ 12:30真木林道登山口

 

  昨夕は真木林道終点の登山口まで来て車中泊をした。その深夜にドエライ失態を演じてしまった。(この件については後日のブログネタとします。)それで今朝は絶好の登山日和なのに意気消沈の状態、そんな気分を引きづったまま和賀岳目指して出発する。登山口の先も林道が続くがゲートで遮断されており一般車の通行は出来ない。ゲートが無くとも路面が水害で荒れ果て運転できる状態ではない。

林道を10分程進むと甘露水という水場がありその脇から登山道が始まる。ここから山腹の長いジグザグ登りが続く。甘露水から約50分で滝倉に着いた。此処には豊富な流水があり貴重な水場となっている。

 登山口の甘露水

 滝倉の水場

 更にジグザグ登りを繰返し登って行く。やがて左に斜上すると支尾根の一角にある倉方に着いた。目立った場所ではないが標柱が目印だ。此処を右に曲がり樹間の尾根を登って行く。やがて尾根道は薬師岳の稜線に向けて急角度で続く。汗を滴らせながら稜線まで登り、左折して登った所が薬師岳(1218m)だった。

 薬師岳へ突き上げる尾根

 山頂から初めて和賀岳のたおやかなピークと対面した。そこに至る道筋も一望の元だがかなりの距離がありそうだ。此処で栄養補給して気分も新たに出発する。薬師岳から和賀岳までは緩やかな笹原の稜線で、風吹き渡る中無人の道を辿っていると天上の園に居るかのような気分になる。

 薬師岳から小杉山へ続く稜線

 中間地点の小杉山(1229m)で右に曲がり和賀岳手前の小鷲倉へ登って行く。何なく着いた小鷲倉(1354m)のピークから先の登山道は刈払されておらず藪漕ぎの道となった。進行速度がガクンと落ちたが藪の下に踏み跡が続いているので道を誤る心配はない。ただ登山道の右側が急斜面なので強風の時等は注意を要するだろう。

 小杉山から薬師岳を振り返る。

 小鷲倉の先から和賀岳

 緩やかに登って行くとだんだん山頂が近づいてくる。そしてAM10時前に真昼山塊最高峰の和賀岳(1440m)に到着した。360度素晴らしい展望と言う他はない。定かでないが北に見える秀峰は岩手山や森吉山だろうか。南の方角には鳥海山の優美な三角錐が遠望できた。

 和賀岳山頂

 山頂から岩手山方面?

 山頂から南の鳥海山方面

 何時までも居たい山頂だが帰りの道も長い。名残惜しいが30分の滞在で山頂を辞する。下山途中に小杉山付近で単独の男性とすれ違った。静かな山も良いが淋しい思いもあるので人と出会えるのは少し嬉しい事でもある。戻り着いた薬師岳から和賀岳の雄姿を眼に焼き付け往路を降って行く。

 小鷲倉付近から和賀川源流部

 戻った薬師岳から和賀岳の眺め

 殆ど休憩も取らず歩き通してPM12時半頃に登山口へ戻って来た。装備を車に積んでいて行動記録を記した手帳を紛失している事に気づいた。どうも下山時甘露水の水を飲んだ時にポシェットのチャックが空いていて落としたらしい。もう取りに戻る気力は無いので、ブログに記された「大平山」と「和賀岳」の行動時間は私の曖昧な記憶だから正確ではありません。(そんなに違ってはいないと思うが、)

 真木林道終点の登山口(下山時)

コメント
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