Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

朝日連峰、祝瓶山登山

2013年09月23日 | 山歩き

9月23日(月)     天気=晴れ時々曇り

 

06:53針生平登山口→ 07:09登山道分岐→ 07:29618mピーク→ 07:53817mピーク→ 08:42~461239mピーク→ 09:09~09:23祝瓶山→ 09:40~461239mピーク→ 10:14~17817mピーク→ 10:31618mピーク→ 10:40登山道分岐→ 10:53針生平登山口

 

 

 ズッーと昔、朝日連峰、大朝日岳に登った時南の方角に標高は低けれど独立峰のように鋭く尖った山が印象に残った。それが祝瓶山で「山椒は小粒でピリリと辛い。」という諺がピタリと当てはまる山だった。

 祝瓶山へは東西二つのコースがあるが、今回西の針生平登山口から登る事にした。昨夜は小国町の道の駅「白い森のおくに」で車中泊した。登山口に至る車道は昨日の摩耶山への道とは段違いに良くて狭い事を除けば快適なロードだった。

 登山口傍の駐車場はほぼ満車状態で私は唯一空いていたスペースへ強引に車を停めた。今朝は爽やかな秋晴れで気持ちが良い。出発してすぐに一枚板を渡した吊り橋を渡るが中々緊張感のある橋だった。その先に赤い三角屋根の避難小屋があるが登山口近くだからあまり利用されてる様子が無い。

 針生平登山口駐車場

 スリルのある吊り橋

 登山口から15分程で登山道分岐に着いた。直進すれば平岩山を経て大朝日岳に至る道、私は右折して祝瓶山に至る道に入る。ここから山頂まで1千m近い標高差の鈴振尾根の道が始まる。急峻な道だが、樹林が陽を遮ってくれるし吹く風が涼しいから無理なく登って行ける。

618mを越えた辺りから朝日連峰主脈の展望が効くようになった。最高峰、大朝日岳が雲を肩に悠然と遥かな高みに見える。817mピークを過ぎ一旦降って次の1239mピークまでが一番の急登で、このコースの核心と言えるだろう。急登の分だけ標高も効率的に上がっていく。

 817mピーク付近から朝日連峰主脈

 817mピークから約50分で1239mピークに着いた。設置された標柱によれば、此処は「一ノ塔」と呼ばれてるようだ。一気に四周の展望が拡がる。と喜びたいところだが、残念な事にこの辺が流れる雲の底でこれから上はガスに包まれている。

 一ノ塔直下付近

 森林限界を超えているので冷たい強風が吹き抜け身が凍えるようだ。やがて大玉山を経て大朝日岳に至る分岐を左に見て、白いガスに覆われた急尾根を頑張って登るとひょっこり祝瓶山(1417m)に到着した。

 祝瓶山山頂

 山頂には二人の若者が先着しており笑顔で挨拶を交わす。雲が無ければ朝日連峰の大展望を拝めるのだろうが、狭い山頂の標識以外見る事ができないのは残念だ。軽い食事を終えた後、下山を開始する。

 山頂を振り返る。

 一ノ塔まで戻るとそこから下は晴れの世界、標高差たった200m程しか違わないのに随分変わるものだ。その後も重力に引かれるように降って行く。登りに追越した3組のパーティとも次々にすれ違う。

 一ノ塔ピーク

 一ノ塔から袖朝日岳方面

 沢沿いの登山道分岐まで山頂から1時間10分余で降り立った。後は森林の中の遊歩道のような道を辿って登山口の駐車場へ戻った。

 降り着いた登山道分岐

 今回私は下山後には毎回お風呂に入っている。それは自分の身体の汗と疲れを流したいのが第一の理由だが、汚れた下着の洗濯もその時やっている。でないと着替えが無くなってしまうから、今日は登山口近くにある「白い森交流センター」へ行った。此処は公営のとても綺麗な施設だ。お風呂も温泉じゃないけど清潔で私以外誰も入浴者が居ないのを幸いに堂々と洗濯をしてゆっくりお風呂に浸かった。

明日は新潟県に入り二王子岳を登る予定、台風が近づいているので天気が持つか心配だ。

コメント
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