10月1日
坂戸市市民会館で公演された綾小路きみまろさんの爆笑ライブを妻と二人で観てきました。中高年のアイドルと呼ばれるだけあって、一か月前発売日の発売開始時間30分前に会場へ行くと、既にジジババ達の長蛇の列、私は売り切れ寸前に辛うじて最後尾の席を2枚ゲットした。
当日きみまろさんはお馴染みの赤い燕尾服で登場、まず最初に最前列のお客さんに「貴方方が私の言葉の犠牲者になりますよ。」と断ってから、マイク片手に客との掛け合い漫談のようにテンポよく語り始めます。「そんな顔で此処までよくきました。」「その顔のシワはアクセサリー、そのイボは黒真珠」と辛辣ギャグを飛ばし、「あ~れから40年」の前置きで次から次へと中高年を悲哀を嘲笑する言葉のオンパレード、最前列のお客さんは常連さんみたいですっかり馴れた様子です。
満員の客席は殆どが中高年(大部分オバちゃん)で、きみまろさんに罵倒され続けても会場は爆笑の渦が巻く。これ程ボロクソ言われても客が腹を立てないのは、彼の語りの中に中高年を労わる優しいペーソスが感じられるからでしょう。最初から最後まで笑い転げて1時間の公演は終わった。
笑いは、心身を活性化し、免疫力をアップして身体に良いと巷では言われてますが、笑い続けて公演を終え会場を出た時は、何やら陽気で明るい気分になりしっかりリフレッシュできた感じです。健康度UPと考えれば、5千5百円のチケット代も高くはない気がしました。