10月18日(金)
登山を知る前の若い頃は、一人旅(彼女は勿論親しい友もいなかったので)を好んでアチコチ出掛けていた。伊豆大島は、三原山や太平洋の美しい風景、温暖な気候、美味い海の幸、何より宿泊先の人情味溢れる応接に惹かれ二度ほど訪れた。ノンビリした雰囲気があり心地よい島だなあという印象が残っている。
その伊豆大島が土石流に襲われ多くの方が犠牲になった。テレビを観ると、あの美しく平和な島が悲惨な状況になっている。私が歩いた三原山へ繋がる道もズタズタだ。自然の怖さ残酷を思い知らされる。以前三原山が噴火した時には全住民が離島するという危機を体験をした人々だから、この大災害も間違い無く乗越えられるだろうが、一日でも早く、元の美しく平和な島に復活できるよう願わずにはいられない。