10月14日(月)~15日(火)
山の先輩 I さんから「簗場の別荘でキノコの駒打ち作業を手伝わないかい。?」と電話があった。腰痛が再発してクサクサした気分だったので気晴らしで出掛ける事にした。
信州安曇野、簗場の別荘にはお昼頃着き、 I さんと作業を始めた。「キノコの駒打ち」とは一体どんな作業なのか見当も付かなかったが、体験して初めて判った。70~80㎝程に切った原木にドリルで穴を空け、そこにキノコ菌が付着した小さな木片を埋め込む作業だった。そうかこうしてキノコは栽培されるのか、やってみると意外と簡単で面白い作業だった。
別荘のオーナーF氏もインドとキルギスの留学生二人と共にやって来て(F氏は外国人留学生支援活動のリーダーでもあります。)、総勢5名の強力な国際作業隊が編成され、作業は1時間足らずでアッと言う間に終わってしまった。駒打ちを終えた原木には、2~3年程で立派なキノコが育つそうで、その時どれ位収穫できるのか今から一寸楽しみだ。
昨夜はF氏の別荘に泊めてもらい今朝別荘を離れる時、キノコやネギやサツマイモ、 I さん自慢のイモ餅(ジャガイモで作った餅)までドッサリお土産に頂いた。これじゃ手伝いに行ったと言うより食料を貰う為に安曇野まで来たようなものだ。
帰路の車中、心に何か釈然としないものがある。せっかく日本アルプスに囲まれた信州まで出掛けておきながら、山の一つも登らす飲み食いだけして帰るのは、宿題をやり残したような気分でスッキリしない。足腰痛さへ無ければ三百名山がもう一つ稼げたのにと残念でならない。
キノコ駒打ち国際作業隊
お土産に頂いたキノコ