7月12日(土)
我が家周辺では昨日から35度の猛暑が続いている。そんな中2日続けてテニスをやり、我家に戻るとシャワーを浴びて缶ビールをグィ~と飲む。喉越しが堪らなくアァ極楽ダ~とほろ酔いになったのはいいが、その後に身体がヤケにだるく気分が悪くなってきた。
どうやらこれは熱中症の初期症状、体温調節がうまくいかなくなったのではないか。「エアコンをONにして部屋の温度を下げればよい。」と思うのが普通の人で、ドケチな私の発想は違う。何処か涼しい所へ避難しようと猛暑の屋外にフラフラと出た。
途中で買い物帰りの妻とすれ違う。深刻そうな私の顔を見て「どうしたの?」と問われ、「近所のショッピングセンターへ涼みに行く。」と言い残しヨタヨタと別れた。
土曜日、猛暑の午後とあって、センター内のコーヒーショップは満席だ。次に向かった映画館の待合コーナーも満席、その次のフードコートで空席を見つけ、クリームソーダーを注文して休んでいたらやっと気分が上向きになってきた。
夕食間際我が家に戻ると室内はしっかり冷房されていた。妻が私の体調を気遣ったのだろう。実は近々に妻の誕生日があり、その祝いとして彼女の希望で「北陸、能登路」へ旅する事となり、宿も予約して明日出発の日を迎える。
運転手がその直前に体調不良となれば旅に支障が出る。妻はその事を恐れたのではなかろうか。