7月26日(土)
早朝、我が家を出発し I さんの住む安曇野の古民家へ向かった。関越道~長野道を経由してAM10時前に到着、その古民家は緩やかに傾斜した田園地帯に建つ家屋でその大きさと立派さにちょっと驚いた。
さっそくIさんの要望で、高瀬川の河川敷へ行き絨毯の洗濯をする。水を吸った絨毯はとても重くて大汗かいたが、水遊び気分で楽しい作業でもあった。
作業が終わると「鬼無里」という池田町のお店で蕎麦を食べ午後は大町市内の「わっぱら温泉」汗を流す。大町市街では神社のお祭りがあるようで、小さな神輿を子供たちが一生懸命引いていた。炎天下に耐えて頑張る子供たちがとても健気だった。
夕食は I 夫妻がバーベキューで歓待してくれた。近在に住む山仲間のS子さんも顔を出し楽しい夕餉となった。夕食後散歩がてら見上げた夜空には輝く星々とともに淡い天の川が横たわっていた。
北アルプスの美しい山波、豊かなで自然な食産、純朴で優しげな人々等、実際に住んでみればいろいろと問題もあるのだろうが、安曇野の地は私の目には現代の桃源郷に思えた。昼間の暑さは私の住む埼玉と大して変わらぬが、宵闇の夜風はとても涼しくてお蔭で久しぶりにグッスリ熟睡できた。
高瀬川河畔での絨毯洗濯作業