Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

秩父、長瀞アルプス~宝登山

2017年01月26日 | 山歩き

1月24日(火)   天気=晴れ

 

08:55野上駅→ 09:06万福寺→ 09:50天狗山(御岳山)→ 10:18天狗山分岐→ 10:30~39氷池分岐→ 10:44野上峠→ 10:51車道出合→ 11:01車道分岐→ 11:16~12:09宝登山→ 12:24ロープウェー山麓駅・・・(無料シャトルバス乗車)・・・12:40長瀞駅→ 13:00野上駅

 

  山歩きがコンセプトのブログだが、最近登山に関する記事を載せてないので心苦しい思いをしていたが、療養中の妻を誘って今年最初の山歩きに出掛けた。向かったのは秩父長瀞町の荒川西岸に聳える長瀞アルプス(通称)と宝登山、アルプスとは大層なネーミングだが実際は標高3百~4百m程の東京スカイツリーにも及ばぬ低い山々だ。

 秩父鉄道、野上駅まで車で行き、駅前の駐車場に車を停める。駅員さんに310円の駐車料金を払った後、ここから歩き始める。国道140号を渡って田舎道を10分程歩き、登山口の万福寺に着く。寺の池がスケートリンクみたいに凍結しており、秩父地方の寒さを実感する。

 秩父鉄道、野上駅前

 万福寺

 寺の奥から長瀞アルプスの登山道が始まる。今日は冬晴れの縛れるような寒さだが、歩いていても汗が出てこない。こんな低山歩きは今の時期がベストシーズンかも知れない。

 万福寺奥の登山道入口

 冬枯れの登山道

 緩やかな樹林の尾根道を快適に登って行くと、道路を遮るように「100円を入れてください。」と書かれたポストが置かれていた。こんなの誰の眼があるわけじゃなし無視しても良かったが、新年初登山ご祝儀で100円硬貨をポストに投入した。

 100円徴収のポスト

 100円ポストからしばらく行くと、登山道が分岐していた。右は宝登山への道、我々は左折して天狗山へと向かう。幾度かアップダウンを繰返して石碑と石灯籠があるピークに着いた。小さな標識に「御岳山」と書かれている。天狗山はまだ先に在るのかと思ったが、道はこの先下界へと降っており御岳山が地図上の天狗山(340m)のようだ。

 登山道分岐地点

 天狗山(御岳山)山頂

 登山道分岐まで戻り再び宝登山へ向かって歩みを進める。分岐から程なく氷池へ降る道が左に分岐していた。そこから僅か先が野上峠で朽ち果てた標識があるだけだった。

 氷池下山道分岐地点

 前方の宝登山が大きくなってきた。

 峠から10分も掛からず舗装された狭い車道に着き、宝登山の登り口まで10分程車道を歩く。「毒キノコにい注意」と書かれた大きな看板がある地点で車道は終わり、宝登山へ向け急な階段上の登山道を登って行く。

 宝登山への登り口

 長い階段の登り

 その急登も大した事は無く、15分程歩いて宝登山(497m)に着いた。ゆったりとした山頂は周囲の眺めも良い。両神山や武甲山、奥秩父の山々が望まれた。有名なロウバイ園は山頂直下に広がりハイカーやロープウェーで訪れた観光客で賑わっていた。肝心のロウバイはまだ三分咲きといったところ、大部分がまだ蕾だった。山頂のベンチでお湯を沸かそうとしたが時折身震いするような寒風が吹き、ノンビリ寛げない。ロープウェー山頂駅まで降りてランチタイムにした。

 宝登山山頂

 山頂直下のロウバイ園

 山頂から秩父市街地と武甲山

 山頂から両神山方面(中央奥の山)

 ロープウェー山頂駅

 休憩を終えて妻はロープウェーで降ると言う。私は一人急ぎ足で下界への道を降り15分後山麓駅で再び妻と合流した。妻が言うには「山頂駅でテレビ撮影中のタレント、三船美佳さんと遭遇したそうで凄い美人だった。」との事、シマッタ私もロープウェーに乗れば良かった。何でも2月4日朝のテレ朝番組「朝だ!生です旅サラダ」で放送されるそうだ。ひょっとして妻が映っているかも知れない。

 ロープウェー山麓駅

 山麓駅から野上駅まで歩いて行くつもりだったが、無料のシャトルバスが運行しており、長瀞駅までそのバスに乗った。駅前で下車すると二人でテクテクと交通量の多い国道140号を約20分程歩き、野上駅へ戻って来た。

 秩父鉄道、長瀞駅

 車に乗ると道の駅などに寄り道しながら秩父路をドライブし、夕刻我が家へ帰宅した。今日は妻にとって退院後初めての山歩き、楽なコース設定のつもりだったが感想を聞くとやっぱり少しきつかったようだ。少々無理させたかも知れない。でも最後まで元気に歩き通したので、実りあるハイキングであった。

コメント
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