Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

寅さんの街、柴又帝釈天界隈を散策

2020年11月11日 | お出掛け

 11月10日(火)

 膝の治療を受ける為、2週間ぶりに都内十条にある永振クリニックを訪れた。通勤タイムのピークを過ぎた9時過ぎに出掛けたが、電車内は立っている人も多くかなりの混みようです。巷では新型コロナ感染の第3波が危惧されているというのに、こんな状態で大丈夫なのだろうかと不安になる。

 今日は治療が早く終わり、10時半過ぎにはクリニックを後にした。天気は良いし、さて何処へ行こうとかと考え、映画寅さんでお馴染みの柴又帝釈天へ行ってみる事にした。

 日暮里駅から京成電車に乗って、寅さんの故郷柴又駅に着いた。駅を出ると寅さんと妹さくらの像が来る人を出迎えてくれる。観光案内所の横を通ると入口ゲートがあって、直ぐに柴又帝釈天前の参道商店街が始まる。

柴又駅

駅前の寅さん像

同じく妹さくらの像

参道の入口ゲート

道路を渡って2番めのゲート

参道商店街のマップ

 商店街は、映画のイメージよりこじんまりした印象だ。映画でお馴染みの「とらや」や「高木屋老舗」などの甘味処、その他お食事処やお土産店などが軒を連ねている。

とらや

高木屋老舗

帝釈天へ向かう参道

 商店街の奥に、「柴又帝釈天」の前門が風格を湛えて建っている。此処も映画で思ってたよりこじんまりした印象だが、お江戸の風情を色濃く残している。せっかく来たので本堂内にお参りし、御朱印書(300円)を購入する。

柴又帝釈天前門

柴又帝釈天本堂

御朱印書

 お参りを終えると東へ向かって数百m歩き、広々とした江戸川河川敷に出る。此処も映画の中で寅さんがよく歩いていた場所だ。河川敷を下流側へ少し降ると堤防下に「葛飾柴又寅さん記念館」が建っている。入館料は大人500円(シニアの私は400円)、寅さん映画は殆ど見ている私は、実のところ今日は此処を一番の楽しみにしていた。

江戸川河川敷

江戸川の下流側

寅さん記念館入口

 館内には寅さん映画の思い出シーンや品々、映画のセットやロケ地のシーンなどが展示され、寅さんファンにとってはとても楽しく懐かしい場所でした。併設している「山田洋次ミュージアム」も見所が多く楽しめます。

館内の展示コーナー

同 上

柴又商店街のミニチュア

映画のセット(とらや食堂)

同上「とらやの居間」

同上「隣の印刷工場」

山田洋次ミュージアム内

同 上

 スクリーンの中の寅さんやおいちゃん、おばちゃん、隣のタコ社長、そして帝釈天のご住職、皆居なくなってしまったが、下町情緒豊かな柴又帝釈天界隈には、下駄を履いてカバンを持った四角い顔の寅さんが、ひょっこり歩いていそうな名残りが漂っていて、楽しくてチョット切ないひと時が過ごせました。

コメント
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