Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

日本三百名山回顧№87、新潟県、荒沢岳(2百名山)

2020年11月29日 | 三百名山回顧

平成8年10月10日(木)

 

 只見川の源流部に聳える荒沢岳は、麓の銀山湖辺りから眺めると鷲が翼を広げたような姿形の良い峻峰です。平成2年の7月に妻と二人で兎岳の方から縦走して荒沢岳へ登ろうとしたが、途中で道が不明となり断念した事があった。

 そのリベンジと言う訳でもないんですが、平成8年の10月に単独で銀山平から日帰りで荒沢岳を往復しました。このコースは標高770mの登山口から1969mの山頂まで一気登りの直登で、中間地点の前嵓は鎖やハシゴが連続する険しい岩場です。

前嵓の岩場

前嵓から荒沢岳山頂方面

登山道から前嵓方面

山頂付近から登って来た尾根

 あの頃はまだまだ元気だったので、緊張感のある岩場歩きも山歩きの醍醐味と楽しんでいたが、今の私に登れるだろうと自信はありません。なお前嵓の鎖は登山シーズン時の10月に撤去されてしまうので、もう普通の人では登れない山になってしまいます。

 山頂からは360度の展望で素晴らしく、越後三山や巻機山など上越の名立たる山々が見渡せます。この時山頂で撮った写真が職場の美術展で金賞(レベルが低いので自慢する程じゃないんですが)をとり、思わぬ副賞をゲットしてほくそ笑んだ思い出があります。

荒沢岳山頂

山頂から越後駒ヶ岳方面

山頂から尾根続きに兎岳方面

山頂から花降岳(この写真で金賞をとった)

 なおこの荒沢岳は深田クラブが選定した日本2百名山の一つなんですが、何故か日本山岳会が選定した日本3百名山では選ばれていません。つまり2百名山の中で唯一3百名山に選定されていない山だそうです。

 何処とは言わないが、3百名山の中には荒沢岳より遥かに見劣りする山が幾つもあるのにと思わぬで無いが、マアお遊びめいたランキング付けなので野暮な事は言わないでおきましょう。

コメント
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